V.A./ジョン・ロードに捧ぐ~セレブレイティング・ジョン・ロード・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール【通常盤3CD】
2014年9月24日発売

ディープ・パープルのオリジナル・メンバーでありハードロックとクラシックの境界線を超えてきた伝説のキーボード奏者、ジョン・ロードの魂に捧げるメモリアル・ライヴ! 現ディープ・パープルのメンバーに加え元メンバーのグレン・ヒューズ、そしてアイアン・メイデンのブルース・ディッキンソン、ポール・ウェラー、リック・ウエイクマンといった錚々たるアーティストが参加!さらに盟友イアン・ペイスがアビー・ロード・スタジオでのミックスを監修するなどライヴ本番から制作にいたるまでディープ・パープル・ファミリーが全面バックアップしたトリビュート・コンサート日本先行発売決定!日本盤限定ボーナス音源追加収録!【日本先行発売 / 日本語解説書封入】

ジョン・ロードに捧ぐ~セレブレイティング・ジョン・ロード・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール【通常盤3CD】

V.A. ジョン・ロードに捧ぐ~セレブレイティング・ジョン・ロード・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール

商品形態
通常盤3CD
品番
VQCD-10399/1
JANコード
4562387196036
価格
3,850円(税抜 3,500 円)
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商品説明 DETAIL

【商品説明】

2012年7月16日、71歳で亡くなったジョン。「ハイウェイ・スター」「チャイルド・イン・タイム」など数々の名曲で、ハード・ロック・キーボードの礎を作った名手であり、『コンチェルト・フォー・グループ・アンド・オーケストラ』『スペインの哀愁』などでロックとクラシックの融合を図ってきた彼の死に、世界は悲しみに暮れた。

数多くのミュージシャンから尊敬・愛されてきたジョンの音楽と豊潤な人生を讃えるライヴ・イベントが、『セレブレイティング・ジョン・ロード』だ。2014年4月4日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われたこのコンサートには5,000人の観衆が集まり、彼の生んできた音楽に聴き入った。

この日のコンサートは3部構成。作曲家として、そしてロック・アーティストとしてのジョンに焦点が当てられ、ディープ・パープルが彼に捧げるスペシャル・ライヴで締めくくっている。

第1部は生涯を通じてロックとクラシックの融合を図ってきたジョンの楽曲を、オライオン・オーケストラ(ポール・マン指揮)の演奏で振り返る。『スペインの哀愁』(1976)から「スペインの哀愁」「ブーレ」「ファンタジア」、『ピクチャード・ウィズイン』(1998)から「ピクチャード・ウィズイン」、『ビヨンド・ザ・ノーツ』(2004) から「ワン・フロム・ザ・メドウ」が披露され、リック・ウエイクマン(元イエス)やミッキー・ムーディ(元ホワイトスネイク)らもステージに上がる。2007年に初演された交響曲『ダラム・コンチェルト』から「ダラム・アウェイクス」が演奏されるのも興味深い。さらにトーマス・ハーディの詩を俳優のジェレミー・アイアンズが朗読、格調高く第1部を締めくくっている。

第2部ではジョンの多彩なロック・キャリアを豪華ゲスト・アーティストを迎えながら再現する。ディープ・パープル結成前の1960年代、ビート・グループのアートウッズ時代のナンバーをポール・ウェラー(元ジャム、スタイル・カウンシル)が歌い、1976年のパープル解散後に結成されたペイス・アシュトン&ロードの楽曲が、当時のメンバーだったイアン・ペイス、バーニー・マースデン(元ホワイトスネイク)によって蘇る。第2部のハイライトは、第3期・4期パープルの名曲の再現だ。グレン・ヒューズとブルース・ディッキンソン(アイアン・メイデン)のデュエット、ドン・エイリーとリック・ウエイクマンのツイン・キーボードをフィーチュアした「紫の炎」「ユー・キープ・オン・ムーヴィン」は、世界でたった一度だけ披露されたスペシャル・ヴァージョンだ。

そして第3部では、ディープ・パープルが登場。オーケストラとの共演を含めながら、ジョンに関連した曲を中心としたライヴを行っている。「ブラック・ナイト」「レイジー」「パーフェクト・ストレンジャーズ」など、ジョンが好んで演奏したナンバーから、最新作『ナウ・ホワット?!』からジョンに捧げた「アバヴ・アンド・ビヨンド」まで、亡き友への想いを込めた演奏が繰り広げられる。

このライヴは毎年行われているチャリティ・イベント『サンフラワー・ジャム』の一環として行われた。このチャリティ基金は2006年、ディープ・パープルのファンの少年のガン治療費捻出のために、イアン・ペイスの奥方ジャッキーが創設したもの。少年は亡くなってしまったが、イベントはほぼ毎年行われており、これまでロバート・プラント(元レッド・ツェッペリン)、ブライアン・メイ(クイーン)、ゲイリー・ムーア、ゲイリー・ブルッカー(プロコル・ハルム)、ジョー・ボナマッサらが出演してきた。ジョン・ロードも2006年の第1回からレギュラー出演者として、ライヴを盛り上げてきた。そんなジョン・ロードのためにイアン・ペイス自らがアビー・ロード・スタジオで実施された本公演音源のミックスを監修していることも長年活動をともにしてきた盟友にたいしての敬意が感じられる一幕だ。

2002年にディープ・パープルを脱退したジョンだが、2009年4月のパープル来日公演時にはサプライズ・ゲストとしてステージに上がり、イングヴェイ・マルムスティーンも交えた1回限りのジャムで我々に別れを告げてくれた。また、このトリビュート・コンサートの約1週間後、日本武道館公演を含むパープルのジャパン・ツアーが行われたことも記憶に新しい。本作はそんな意味で、日本のファンにとっても特別な位置を占める作品だ。

「触れあった魂は、永遠に交わり合う」 
イアン・ギラン (ジョン・ロードへの弔辞から。 後に「アバヴ・アンド・ビヨンド」歌詞で引用)



【参加アーティスト】
ディープ・パープル(イアン・ギラン / ロジャー・グローヴァー / イアン・ペイス / ドン・エイリー / スティーヴ・モーズ)/ ブルース・ディッキンソン(アイアン・メイデン)/ グレン・ヒューズ(元ディープ・パープル、カリフォルニア・ブリード)/ ポール・ウェラー(元ジャム、スタイル・カウンシル)/ リック・ウエイクマン(元イエス)/ バーニー・マースデン(元ホワイトスネイク)/ ミッキー・ムーディ(元ホワイトスネイク)/ スティーヴ・バルサモ / ミラー・アンダーソン(元キーフ・ハートリー・バンド) / マルゴ・ブキャナン / ジェレミー・アイアンズ / フィル・キャンベル(ザ・テンペランス・ムーヴメント) / サンディ・トム /ステファン・ベントレー・クライン / オライオン・オーケストラ(ポール・マン指揮)


【3CD収録曲】

第1部:ジョン・ロード ザ・コンポーザー(オライオン・オーケストラ/ポール・マン指揮)



01.ファンタジア
02.ダーラム・アウェイクス
03.オール・ゾーズ・イヤーズ・アゴー(スティーヴ・バルサモ & ミッキー・ムーディ)
04.ピクチャード・ウィズイン(ミラー・アンダーソン)
05.スペインの哀愁(リック・ウエイクマン)
06.ワン・フロム・ザ・メドウ(マルゴ・ブキャナン)
07.ブーレ
08.アフターワーズ(ジェレミー・アイアンズ & ポール・マン)



第2部:ジョン・ロード ザ・ロック・レジェンド



01.シングス・ゲット・ベター(ポール・ウェラー)
02.アイ・テイク・ワット・アイ・ウォント(ポール・ウェラー & ミッキー・ムーディ)
03.サイラスとジェローム(フィル・キャンベル:ザ・テンペランス・ムーヴメント / イアン・ペイス / バーニー・マースデン)
04.禁断の誓い(フィル・キャンベル:ザ・テンペランス・ムーヴメント / イアン・ペイス / バーニー・マースデン)
05. ソルジャー・オブ・フォーチュン(スティーヴ・バルサモ & サンディ・トム & ミッキー・ムーディ)
06. ユー・キープ・オン・ムーヴィング( グレン・ヒューズ / ブルース・ディッキンソン / イアン・ペイス / ドン・エイリー / ミッキー・ムーディ)
07. 紫の炎(グレン・ヒューズ / ブルース・ディッキンソン / イアン・ペイス / ドン・エイリー / リック・ウエイクマン)
08. ディス・タイム・アラウンド(グレン・ヒューズ)
09. エイント・ノー・テリング(ザ・テンペランス・ムーヴメント)*
10. カロンの渡し守(ウリ・ジョン・ロート)*
*日本盤限定ボーナストラック(CDのみ) [サンフラワー・ジャム 2012収録]



第3部:ディープ・パープル(イアン・ギラン / ロジャー・グローヴァー / イアン・ペイス / ドン・エイリー / スティーヴ・モーズ)



01.アンコモン・マン
02.アバヴ・アンド・ビヨンド
03.レイジー(ステファン・ベントレー・クライン)
04.ホウェン・ア・ブラインド・マン・クライズ
05.パーフェクト・ストレンジャーズ
06.ブラック・ナイト
07.ハッシュ(ブルース・ディッキンソン / リック・ウエイクマン / フィル・キャンベル / バーニー・マースデン / ミッキー・ムーディ)