商品説明 DETAIL 今やスウェーデンを代表するバンドの一つ、セリオン。彼らは1987年、ギター・ヴォーカル担当のクリストフェル・ユンソンを中心に結成された。何本かのデモをリリースした後、91年に『Of Darkness…』でアルバム・デビュー。当時は実にスウェーデンらしいデス・メタルをプレイしていた彼ら。オーペスを筆頭に、スウェディッシュ・デス・メタルからスタートし、独自の路線で成功していったバンドは少なくないが、セリオンの場合は、オーケストラやクワイヤといったシンフォニック路線にその活路を見出した。そのシンフォニック路線確立の決定打となったのが、5thアルバム『Theli』(96年)。10名を超える合唱隊が重厚なコーラスを聴かせる本作は、シンフォニック・メタルの金字塔となった。その後、オーケストラ楽器も大量導入していった彼らは、特にヨーロッパにおいて、絶大なる人気を確立していく。 そんな彼らが21年にリリースしたアルバム『リヴァイアサン』は、ある意味特殊な作品であった。と言うのも、この作品のコンセプトが「何も新しいことをしない」だったからだ。セリオンのようにずっと新たな挑戦を続けてきたバンドがたどり着いた新境地。それが「ファンのために過去にやったことを敢えて繰り返す」というものだったのだ。この『リヴァイアサン』はトリロジーとして構想されており、この度リリースとなるのが、そのパート2である。もちろんコンセプトは変わらず、「何も新しいことをしない」であるが、今回のテーマは、98年の名作『Vovin』のミステリアスでメランコリックな雰囲気を再現すること!女性ヴォーカル、そして合唱隊が大活躍する本作は、まさに「ファンが望んでいるもの」以外の何物でもない。これぞファンが聴きたがっているセリオンだ。そして言うまでもないことだが、セリオンがこれをただの焼き直しに終わらせるはずがない。彼らのようなクリエイティヴなバンドの手にかかれば、「新しいことをやらないこと」すら「新しいこと」になってしまうのだ! 【メンバー】 トマス・ヴィクストレム (ヴォーカル) ロリ・ルイス (ヴォーカル) クリストフェル・ユンソン (ギター) クリスティアン・ヴィダル (ギター) ナーレ・ポールセン (ベース) ビョーン・ホーグルンド (ドラムス)