リッチー・ブラックモアに見染められ、レインボーのヴォーカリストに抜擢されたことを皮切りに、マイケル・シェンカー・グループ、ヴァンデンバーグといった超大物アーティストたちのバンドに次々と参加。ディスティニア、ローズ・オブ・ブラック、さらにはリッチー・フォークナー(ジューダス・プリースト)とのエレガント・ウェポンズでの活躍も良く知られている。
2022年4月、クイーン、レッド・ツェッペリン、エルフ、サヴァイヴァー、カンサス、ユーライア・ヒープ、ボブ・ディラン、グランド・ファンク・レイルロードなど若き日のロニー・ロメロが聴き、ヴォーカリストとしてのアイデンティティを確立していった楽曲を収めたカヴァー・アルバム『レイズド・オン・レイディオ』を発表。
2023年1月には、カヴァー・アルバム第2弾として、ディープ・パープル、オジー・オズボーン、ブラック・サバス、ジューダス・プリースト、アイアン・メイデン、イングヴェイ・マルムスティーン、さらにはレインボーといったアーティストを取り上げた『レイズド・オン・ヘヴィ・レディオ』をリリース。
23年9月には、自身初のオリジナル・ソロ・アルバム『Too Many Lies, Too Many Masters』をリリース。過去にもロニー・ロメロ名義の作品は2枚リリースされているが、そのいずれもカバー・アルバム。本作は、満を持しての、初の全曲オリジナル作品となる。極上のヨーロピアン・ヘヴィメタルという形容がぴったりの本作。ハードでヘヴィ、そして湿り気のあるメロディは、メタル・ファンのハートを鷲掴みにすること間違い無し。バックを務めるのはアンディ・C(Dr)、ハビ・ガルシア(B)ら、かつてのローズ・オブ・ブラックの仲間達。