1956年カリフォルニア州サンディエゴで生まれたマルコ・メンドーサ(b, vo)は地元のカヴァー・バンドを転々とした後、自己のプロジェクトのSTRAIT JACKETを率いて活動中に、ブルー・マーダーのトミー・オースティン(ds)の目に留まり、同じフレットレス・ベース・プレイヤーのトニー・フランクリンの後任としてバンドに加入する。アルバム『ナッシン・バット・トラブル』(1993年)に参加した後、ジョン・サイクス率いる再結成シン・リジィでもプレイ。さらにサイクスの『アウト・オブ・マイ・トゥリー』(1995年)など、ジョンの片腕として活動した後、2003年に活動を再開させたホワイトスネイクのツアーへの参加。さらにニール・ショーン率いるソール・サーカスのアルバム『ワールド・プレイ』(2005年)でもプレイする。
その一方で、ジョーイ・ヘレディア(ds)とレナト・ニート(key)と組んだジャズ/フュージョン系インストゥルメンタル・トリオによるライヴ・アルバム『ライヴ・イン・L.A.』(1998年)をリリースしたマルコは、1stソロ・アルバムの『リヴ・フォー・トゥモロー』(2007年)、CASA MENDOZA名義の2ndソロ・アルバム『カーサ・メンドーサ』(2010年)を発表。さらにリンチ・モブ、再結成シン・リジィから発展したブラック・スター・ライダーズでの活動を経て、ザ・デッド・デイジーズをメインに活動を行なう中、3rdソロ・アルバム『ヴィヴァ・ラ・ロック』(2018年)をリリース。その後、ザ・デッド・デイジーズを2019年に脱退している。