ホワイトスネイク、ナイト・レンジャー、そしてトランス・シベリアン・オーケストラという3大バンドでの活動で、現代ハード・ロック界をリードするギター・ヒーローとなったジョエル・ホークストラが、自ら率いるプロジェクト“ジョエル・ホークストラズ13”で本格ソロ・キャリアをスタートさせた。
ジョエルは近年まで知る人ぞ知る凄腕ギタリストとしてリスペクトされ、大ヒット・ミュージカル『ロック・オブ・エイジズ』でそのギター・プレイを聴かせてきた。近年ではナイト・レンジャーでジェフ・ワトソン、ホワイトスネイクでダグ・アルドリッチというトップ・ギタリスト達の後任を務めたことで、ハード・ロック・ファンから注目を集めている。
これまでのジョエルのソロ・アルバムでは、『Undefined』(2000)、『The Moon Is Falling』(2003)、はヴァージル・ドナーティ(プラネットX、スティーヴ・ヴァイ他)をフィーチュアしたフュージョン/プログレッシヴ作品であり、『13 Acoustic Songs』(2007)はアコースティック・インストゥルメンタル集だった。そして2015年、彼にとって初のハード・ロック・リーダー・アルバムとなる『ダイイング・トゥ・リヴ』をリリース。テクニカルな速弾きから重厚なギターリフ、メロディアスなリードまでギタリストとしての全てを注ぎ込んでいる。