商品説明 DETAIL もはや説明不要、オランダを代表するギター・ヒーロー、エイドリアン・ヴァンデンバーグ。1982年のデビュー・アルバム『Vandenberg』、続く『Heading For A Storm』(83年)、『Alibi』(85年)といったアルバムは、当時を知るものには衝撃以外の何物でもなかった。その後、彼はあのホワイトスネイクに加入。当時世界的に大ヒットしていた『白蛇の紋章』(87年)に伴うワールド・ツアーに参加することで、その名はロックの歴史に刻まれたと言える。これ以降、その音楽活動は散発的になっていったが、2020年、何と35年ぶりにヴァンデンバーグ名義でのアルバム『2020』をリリース。世界中のハードロック・ファンを驚愕させたことも記憶に新しい。 そんなヴァンデンバーグが3年ぶりのニュー・アルバムをリリースする。『シン』と題された本作。「音楽は絵画のようなもの。光があって影がある。机に飛び乗って大騒ぎしたくなる曲もあれば、じっくりと考えさせるものもある」というエイドリアンの言葉通り、実にバラエティに富んだハードロックが展開されている。ヴォーカルは前作のロニー・ロメロ(レインボー、マイケル・シェンカー・グループ、ディスティニア等)から、マッツ・レヴィン(イングヴェイ・マルムスティーン、トランス・シベリアン・オーケストラ等)に交代。エイドリアンは本作について、「『2020』よりも一段階ヘヴィな仕上がり」とコメントしているが、これにはマッツの翳りを帯びた声質も関係しているだろう。ベースのランディ・ファン・デル・エルセン(タンク)、ドラムのクーン・ヘルフスト(エピカ)は前作に引き続きの参加。バンドとしてのまとまりも、前作を凌ぐものになっている。ヨーロッパ特有の哀愁を持ったハード・ロック。これぞヴァンデンバーグと言える傑作。全ハード・ロック・ファン必聴の作品。 プロデューサーを担当したのは、前作同様巨匠ボブ・マーレット(ブラック・サバス、アリス・クーパー、ロブ・ゾンビ)。 【メンバー】 エイドリアン・ ヴァンデンバーグ (ギター) マッツ・レヴィン (ヴォーカル) ランディ・ファン・デル・エルセン (ベース) コーエン・ヘルフスト (ドラムス)