商品説明 DETAIL 日本でも大きな人気を誇るアメリカ東海岸のスラッシュ・メタル・バンド、オーヴァーキル。80年にVirgin Killerとして結成された彼らは、初期の頃はNWOBHMとパンク・ロックのアグレッションを掛け合わせたスタイルをプレイしていた。82年に現在のオーヴァーキルへと改名し、84年にはバンド名を冠したEPでデビュー。翌年にはメタリカを発掘したメガフォース・レコードから『Feel the Fire』でアルバム・デビューを果たす。吐き捨て型のヴォーカルが主流であったスラッシュ・メタル界で、ボビー“ブリッツ”エルズワースというハイトーンのヴォーカリストを擁していたオーヴァーキルは、正統派メタル・ファンをも巻き込み、大きな人気を博していく。結果87年のセカンド・アルバム『Taking Over』は、メジャーのアトランティックからのリリースとなった。その後現在に至るまで、何と19枚ものアルバムをリリースしてきた彼ら。ここ日本にも何度も訪れているから、そのパワフルなステージに圧倒されたメタル・ファンも少なくないことだろう。 この度、そんなオーヴァーキルが20枚目となるニュー・アルバム『スコーチド』をリリースする。前作『ウィングス・オブ・ウォー』のリリースが19年だから4年ぶり。これはオーヴァーキル史上最長のブランクである。「自分のパートを書いては捨てを繰り返していた。ミックスが始まってもまだ自分のパートを変えていたよ」と語るのはボビー。パンデミックでツアーができない暗黒期を最大限に利用し、じっくりとアルバムを仕上げたのだ。だからと言って、オーヴァーキルの方向性に変化があるはずもない。オーヴァーキルはいつでもオーヴァーキル。いつも通り、パワフルなボビーのヴォーカルをフィーチャーしたエネルギッシュでメロディックなスラッシュ・メタルが展開される。 ミックスを担当したのは巨匠コリン・リチャードソン。オーヴァーキルとは13年の『Killbox 13』以来、実に20年ぶりのタッグ結成。そんなコリンによる「現代のオールドスクール・アプローチ」なミックスも聴きどころ。 【メンバー】 ボビー“ブリッツ”エルズワース (ヴォーカル) D.D. ヴァーニ (ベース) デイヴ・リンスク (ギター) デレク・テイラー (ギター) ジェイソン・ビットナー (ドラムス)