商品説明 DETAIL 日本のエクストリーム・メタル・バンド、サイ。その結成は90年にさかのぼる。数本のデモを制作したのち、今は亡きユーロニモス(メイヘム)のデスライク・サイレンス・プロダクションズと契約。93年には、デビュー・アルバム『Scorn Defeat』をリリースする。(残念ながら、発売直前にユーロニモスは殺害されてしまったが。)その後クレイドル・オブ・フィルスやディム・ボルギルを発掘したカコフォナス・レコードと契約。97年にリリースされたサード・アルバム『Hail Horror Hail』は、英国テロライザー誌にて、「90年代の重要アルバム100」に選出される。その後もセンチュリー・メディア、ジ・エンド・レコード、キャンドルライト・レコードなどを渡り歩いてきたサイは、これまでに11枚のアルバムをリリースしている。 そんな彼らが4年ぶり、12枚目となる新作『Shiki』をリリースする。ダークスローンのホーム、ピースヴィル移籍後初作品となる本作では、クリエイター、元ドラゴンフォースのフレデリック・ルクレール(G,B)、フィア・ファクトリー、レイヴンのマイク・ヘラー(Dr)という超強力布陣が、川嶋未来(Vo,Key,Flute等)の脇を固める。アルバム毎に音楽性が異なる印象のあるサイだが、久々の和風アートワークをフィーチャーした今回は、初期のブラック・メタルへの回帰も感じさせる作風となっている。とは言え、川嶋本人の演奏による尺八やタンプーラなども飛び出し、相変わらずリスナー置き去り感も満載であるのだが。「死期」、「四季」、「私記」、「式」、「屍鬼」など、日本語において無数の意味があるタイトルを持つ本作では、全編日本語詞が用いられ、徹底して死への恐怖が語られていく。 ミックス、マスタリングはラッセ・ラメルト(エイルストーム、ルシッド等)。 日本盤にはボーナストラック2曲収録。 【メンバー】 川嶋未来 (ヴォーカル、フルート、キーボード、ピッコロ、クラリネット、尺八、篳篥、三味線、大正琴等) ドクター・ミカンニバル (ヴォーカル、アルト・サクソフォン、ソプラノ・サクソフォン) フレデリク・ルクレール(ギター、ベース) マイク・ヘラー(ドラムス、ボンゴ、コンガ、ミニ・ボンゴ、ベル等) 藤並聡 (ベース)