商品説明 DETAIL ドイツのベースレス・デュオ、マンター。その結成は12年。当時ハンノ(G,Vo)とエリンチ(Dr,Vo)はベーシストを探していたが、どうしても適任が見つからない。結局2人きりでも十分パワフルでヘヴィなサウンドが出せるという結論に達した彼らは、デュオとして活動していくことを決断。実際マンターのサウンドは、ベースレスにもかかわらず、そこらへんのエクストリーム・メタル・バンドの100倍はヘヴィだ。14年に『Death by Burning』でアルバム・デビュー後、彼らはツアーに明け暮れる。「家に帰る必要がないから」と、ハンノは借りていたアパートを引き払ったほど。その甲斐あって、彼らはメタル界最高峰のレーベル、ニュークリア・ブラスト・レコードと契約。16年のセカンド・アルバム『オード・トゥ・ザ・フレイム』は、ここ日本でもリリースされ、翌17年には来日公演も実現。たった2人から繰り出されるその轟音に、度肝を抜かれたファンも多かったはず。18年に発表されたサード・アルバム『ザ・モダン・アート・オブ・セッティング・アブレイズ』も大好評。20年には『Grungetown Hooligans II』というカヴァー・アルバムもリリースしている。 この度そんなマンターがニュー・アルバム『ペイン・イズ・フォーエヴァー・アンド・ディス・イズ・ジ・エンド』をリリース。メタル・ブレイドに移籍して初となる本作について、ハンノは「エクストリームなサウンドやヘヴィさだけに頼るのではなく、良い曲を書きたかった」と語っている。実際、マンターのスタイルをカテゴライズするのは容易ではない。ブラック・メタルやドゥーム・メタルはもちろん、スラッシュ、パンク、ロックに至るまで、それこそ何でもアリ。前述の『Grungetown Hooligans II』では、ソニック・ユース、マッドハニー、L7、ザ・ジーザス・リザードらのカヴァーが披露されていたが、今回のアルバムにもこれらのバンドからのインスピレーションが随所に見られる。ひたすらヘヴィでありながら、シンプルでキャッチー。エクストリームでありながら、非常に聴きやすい。マンターは、一見相反するような2つの方向性を見事に止揚することで、新たなステージに達したと言える。エクストリーム・メタル・ファンだけでなく、あらゆるヘヴィ・ミュージック・ファンに聴いてもらいたい傑作だ! 【メンバー】 ハンノ(ヴォーカル、ギター) エリンチ(ドラム、ヴォーカル)