アバス/ドレッド・リーヴァー【CD】

2022年3月25日発売


ノルウェジアン・ブラック・メタル界のアイドル、アバス(元イモータル)が、待望のサード・アルバムをリリース。ブラック・メタルとNWOBHM、そしてスラッシュ・メタルを完璧な比率で配合した大傑作!メタリカの「トラップト・アンダー・アイス」のカヴァーは必聴。

【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】

ドレッド・リーヴァー【CD】

アバス ドレッド・リーヴァー

商品形態
CD
品番
GQCS-91170
JANコード
4582546594541
価格
2,860円(税抜 2,600 円)
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商品説明 DETAIL

みんな大好き、ブラック・メタル界のアイドル、アバス。91年にデモナスとともにイモータルを結成した彼は、翌92年に『Diabolical Fullmoon Mysticism』でアルバム・デビュー。早速地元のテレビ局に、「朝のワイドショー用で流したいからプロモーション・ヴィデオを撮影してあげる」と持ちかけられ、快諾。だが、これが罠だった。出来上がったPVは、完全な面白ヴィデオに仕上げられていたのだ!当時のノルウェーのブラック・メタル・シーンと言えば、リアルに教会放火が行われていた恐怖の世界。面白ヴィデオなど作れば、即命取り。イモータル本人たちも、「これで自分たちのキャリアは終わった」と肩を落としていた。だが、これが嬉しい誤算。あまりに微笑ましいPVは、一般の人々の心をも惹きつけ、イモータル人気は一気に爆発したのだ。その後、ギタリストのデモナスが重度の腱鞘炎にかかったため、『At the Heart of Winter』(99年)、『Damned in Black』(00年)、『Sons of Northern Darkness』(02年)の3枚では、ギター、ベース、ヴォーカルを担当という八面六臂の活躍を見せたアバス。中でも5枚目となる『At the Heart of Winter』は、イモータルの最高傑作との呼び声が高い。しかし、アーティストとして乗りに乗っていたはずの03年、イモータルは突如解散。結局06年には復活を果たし、アルバムをリリース。ファンを安堵させたのも束の間、今度はメンバー間で「イモータル」というバンド名の所有権を巡って法廷闘争に。そして、アバスはバンドを脱退。自らの名を冠した新バンドを立ち上げた。

この度、そんなアバスが3枚目となるアルバム、『ドレッド・リーヴァー』をリリースする。いかにもブラック・メタル然としたサウンドを得意としていたイモータルに対し、ブラック・メタルをベースとしつつも、NWOBHM等より広い音楽性を取り込んできたアバス。制作に2年を要したという本作も、当然のことながら速くて邪悪、極度に男臭くて適度にメロディックと、実にアバスらしいアルバムになっている。ブラック・メタルとNWOBHM、そしてスラッシュ・メタルを完璧な比率で配合した素晴らしい仕上がりだ。面白いのが、メタリカによる「トラップト・アンダー・アイス」のカヴァー。歴史的名盤『Ride the Lightning』に収録されながら、メタリカ自身もライヴでは殆ど披露しないという、まさに隠れた名曲とでも言うべきこのナンバー。チョイス自体も非常に渋いが、メタリカ色をしっかり残しつつ、アバス・ワールドに染め上げていているアレンジメントが最高。アバスやイモータル、ブラック・メタル・ファンはもちろん、エクストリーム・メタルが好きならば、避けては通れないアルバムだ!



【メンバー】
アバス・エイケモ (ヴォーカル)
ウクリ・スヴィレト (ドラムス)
ミア・ウォラス (ベース)
オレ・アンドレ・ファルスタッド(ギター)


【CD収録曲】
01. アシッド・ヘイズ
02. スカード・コア
03. ドリーム・カル
04. マーミドン
05. ザ・ディープ・アンバウンド
06. セプテントリオン
07. トラップト・アンダー・アイス (メタリカ カヴァー)
08. ザ・ブック・オブ・ブレス
09. ドレッド・リーヴァー
《世界共通ボーナストラック》
10. メイク・マイ・デイ (モーターヘッド カヴァー)