商品説明 DETAIL 「イバラキ」と聞けば、日本人の誰もが茨城県を思い浮かべるだろう。だが、この茨鬼は、茨城県のことではない。それなら大阪の茨木市かというと、そうではないのだが、まったくのハズレでもない。平安時代に京都を荒らし回ったとされる鬼の中に、茨木童子(イバラキドウジ)というのがいて、この鬼、大阪の茨木市出身だという説があるのだ。21世紀に再びこの世に姿を表したこの茨鬼の正体は、マシュー・ヒーフィー。日本ではキイチの名で親しまれる、トリヴィアムのギター・ヴォーカル担当である。彼がブラック・メタルのソロ・プロジェクトに手をつけているという話は、10年くらい前から出ていた。初期にはMrityuというプロジェクト名で、ノルウェジアン・スタイルのブラック・メタルをやろうという構想を立てていたキイチは、エンペラーのイーシャンに助言を求めた。そして、「ノルウェー人でない君が、ノルウェーのスタイルをやる必要はない」という彼のアドヴァイスに感銘を受け、自分のルーツの一つである日本を題材にすることにしたのだ。 そしてついに完成した茨鬼のデビュー・アルバム『羅生門』。プロデュースを担当したのはもちろんイーシャン。歌詞は英語であるものの、曲のタイトルはすべて日本語。サウンドにも日本的なパートがたっぷり。さらにはシンフォニックなパートや、ハモンドやメロトロンを使ったプログレッシヴな展開も見られ、キイチとイーシャンの特長をぶち込んだ素晴らしい仕上がりになっている。エンペラーのファン、中でもイーシャンのソロ作好きにとっては、『羅生門』はドストライクのサウンドだろう。トリヴィアムの面々、さらにはベヒーモスのネルガルがゲスト参加! 【メンバー】 マシュー・キイチ・ヒーフィー(ヴォーカル/ギター) 【ゲスト・ミュージシャン】 イーシャン(ヴォーカル/ギター)[エンペラー] ネルガル(ヴォーカル)[ベヒーモス] ジェラルド・ウェイ(ヴォーカル)[マイ・ケミカル・ロマンス] アレックス・ベント(ドラムス)[トリヴィアム] パオロ・グレゴリート(ベース)[トリヴィアム] コリー・ビューリュー(ギター)[トリヴィアム] ザ・ソールバーグ・ツヴェイタン・ファミリー(ヴォーカル) ハイジ・ソールバーグ・ツヴェイタン(アンビエンス)