商品説明 DETAIL 80年代当時、ナイト・レンジャーに「特別なバンド」という印象を持っていたファンも多かったのではないか。「シスター・クリスチャン」のような美しいバラード、「(ユー・キャン・スティル)ロック・イン・アメリカ」のようなノリノリのロックナンバー。いずれも極端なまでにキャッチーなアプローチをしつつも、ジェフ・ワトソン、ブラッド・ギルスというギターヒーローを二人も抱えているコントラストは強烈で、ナイト・レンジャーはなかなか近いバンドの見つからない孤高の存在という印象が強かった。活動休止期間などもありつつ、80年代初頭から活動を続け、これまでに11枚のアルバムをリリースしてきた彼ら。その売り上げ枚数はトータル1700万枚にも達する。19年には『ドーン・パトロール』(82年)、『ミッドナイト・マッドネス』(83年)という初期の2枚のアルバムの完全再現を行い、日本のファンを熱狂させたことも記憶に新しい。 そんなナイト・レンジャーが、4年ぶりのニュー・アルバム『ATBPO』をリリースする。これは”And The Band Played On”(=そしてバンドは演奏し続けた)の意で、パンデミック下という特殊な環境で作られたことを強く意識させるタイトルだが、中身はもちろんいつものナイト・レンジャー。ノリノリのロックから美しいバラードまで、ファンが期待するすべてのものが詰まった作品だ。前作『ドント・レット・アップ』時からメンバーの変更もなく、ますます結束を固めた感のあるナイト・レンジャー。ジャック・ブレイズ、ケリー・ケイギー、ブラッド・ギルスらベテラン勢の安定感は言うに及ばず、ケリ・ケリーのギタープレイもますますバンドに馴染んでいるのもわかる。これを聴いてガッカリするファンなどいるはずもない傑作。ハードロック好きならば聴いておかなければならない作品だ。 日本盤にはボーナストラックを収録。 【メンバー】 ジャック・ブレイズ(ベース/ヴォーカル) ケリー・ケイギー(ドラムス) ブラッド・ギルス(ギター) エリック・リーヴィー(キーボード) ケリ・ケリー(ギター)