商品説明 DETAIL 2002年にノルウェーにて元シルヴィア・ウェインのトッシーこと、トーシェル・ロズ(ヴォーカル)、エンスレイヴドのアイヴ・イスダルこと、アルヴェ・イスダル(ギター)、のちにドゥーム・メタル・バンドのサーグに在籍することになるトーマス・トフトハゲン(ギター)とトム・カロヴィスネス(ベース)とキュティル・グリーヴェ(ドラムス)によって結成されたオードリー・ホーン。90年代前半に大ヒットしたTVドラマ『ツイン・ピークス』に登場するローラ・パーマーのクラスメイト、オードリー・ホーンの名前をそのままバンド名にした彼らは、2枚のEPをリリースした後、アルバム『NO HAY BAND』(2005年)でデビューを果たす。 オルタナティヴ・メタルと呼べるような内容になったこの作品で手応えを掴んだバンドは、トムが脱退して4人で制作した2ndアルバム『LE FOL』(2007年)をリリースすると、次の3rdアルバム『オードリー・ホーン』(2010年)ではこれまでの雰囲気を残しながらよりメロディアスなスタイルを披露。さらに、ベースにエスペン・リーンを迎えた4thアルバム『ヤングブラッド』(2013年)ではキッスやシン・リジィのようなハード・ロックのテイストを盛り込んだスタイルへとシフトした彼らは、次の5thアルバム『ピュア・ヘヴィ』(2014年)ではシン・リジィ色が濃くなり、バンドも本来やりたかったというメロディックなハード・ロック・スタイルを確立する。 続く6thアルバム『ブラックアウト』(2018年)ではアイアン・メイデンやシン・リジィ風のツイン・ギターを活かした哀愁を感じさせる楽曲からノリのいい楽曲まで充実した楽曲を並べたバンドは、このアルバムを引っ提げてヨーロッパでツアーを実施。その中から2018年にノルウエーのベルゲンで開催された“Bergenfest”出演時と、同じくベルゲンの“USF Verftet”でのライヴの中からからセレクトした楽曲で構成したCDと、この2ヵ所からの映像に加え、パリ公演の様子も入ったBlu-rayをパッケージしたのが本作『ウェイティング・フォー・ザ・ナイト』である。 CDの方は『ブラックアウト』から6曲、『ヤングブラッド』から4曲、その他のアルバムからは1〜2曲と全アルバムから選んだ曲が収録されており、親しみやすいメロディとツイン・ギターを活かしたバンドの演奏は聴き応え十分。ベスト選曲のようなスタイルになっていることもあって、バンドの楽曲の良さを改めて実感できる作品に仕上がっている。一方のBlu-rayの方は、内容が若干異なっており、『ヤングブラッド』から5曲、その他のアルバムから1〜2曲ずつを選曲。トーシェルの熱唱や楽器隊のエキサイティングな演奏など、彼らの魂のこもったパヴォーマンスは圧巻で、ファンならずとも楽しむことができるだろう。尚、Blu-ray には2003〜2004年のデビュー前の様子や2019年の“Karmøygeddon Metal Festival”出演時の様子などが入ったボーナス映像も収録されている。 【メンバー】 トーシェル・ロズ(ヴォーカル) アルヴェ・イスダル(ギター) トーマス・トフトハゲン(ギター) エスペン・リーン(ベース) キュティル・グリーヴェ(ドラムス)