商品説明 DETAIL チュニジア出身のプログレッシヴ・ヘヴィメタル・バンド、ミラス。昨年ヨーロッパ大手、earMUSICとの契約を手にし、5枚目のアルバム『シェヒーリ』をリリース。さらに9月にはMETAL WEEKENDで来日も果たし、ファンはもちろん、ハンマーフォールやロニー・ロメロといった共演者からも絶賛の嵐となった彼ら。その活動歴は意外と長い。前身バンド、X-Tazyが結成されたのが01年のことだから、キャリアはほぼ20年に及ぶのである。大きな転機が訪れたのが06年。バンド名を現在のミラスへと改めただけでなく、その後彼らのプロデューサーを務めることになる、フランスのプログレッシヴ・メタル・バンドのキーボーディスト、ケヴィン・コドフェールと出会ったのだ。翌07年にはそのケヴィンをプロデューサーに迎え、『Hope』でアルバム・デビュー。その後もケヴィンとのタッグは続き、10年にはセカンド・アルバム『Desert Call』、11年にはサード・アルバム『Tales of the Sands』をリリース。チュニジア及びアフリカ、アラブなどの民俗音楽からの影響を積極的に取り込んだ、その独特なスタイルで、世界中のメタル・ファンに「チュニジアにミラス有り」と強く印象づけた。前作から5年のブランクを置いた4枚目『Legacy』では、弦楽隊に加え、アラブの笛、ネイなどもフィーチャ。チュニジアというアイデンティティを前面に押し出したこの傑作が、彼らにearMUSICとの契約をもたらしたのだ。 そしてこの度リリースになるのが、『ライヴ・イン・カルタゴ』というCD/DVD。本作には18年7月19日、チュニジアのカルタゴで行われたライヴの模様が収録されている。彼らの生ステージを体験した方なら、そのステージがいかに強烈なものであるかご存じだろうが、これは何しろ地元でのライヴ。国民的ヒーローを眼前に迎えたオーディエンスの熱狂はすさまじい。ヘヴィでありながら明快で、適度にエスニックというライヴにうってつけの楽曲の数々に加え、ベリー・ダンサーといった視覚的要素の効果は絶大で、誰もが一気にミラス・ワールドへとひきこまれてしまう。『シェヒーリ』、『Legacy』、『Tales of the Sands』といった名アルバムからの曲が満遍なく披露されているだけでなく、ミラスにとって重要な「目で見る」要素もふんだんに楽しめる本作は、これからミラスを聴いてみようという人たちにとっても良い入門編となることだろう。これを見れば、21年3月に決定している再来日公演を見逃す気になどならないはず。 CDには、あのドン・エイリー(ディープ・パープル、レインボー、マイケル・シェンカー、オジー・オズボーン等)がキーボードで参加した「ビリーヴァー」のスペシャル・スタジオ・レコーディング・バージョンも収録! 【メンバー】 ザヘル・ゾルガティ (ヴォーカル) マレク・ベン・アルビア (ギター) アニス・ジュイニ (ベース) エリエス・ブシューシャ (キーボード) モルガン・ベルテット (ドラムス)