Rage/レイン・オブ・フィア【CD+ボーナスCD】

2020年1月17日発売


レイジのバック・カタログ12タイトルがリイシュー決定! 前身バンドのアヴェンジャーの唯一のアルバム『プレイヤーズ・オブ・スティール』(1985年)を含む初期のアルバム9タイトルと、ヴィクター・スモールスキを迎えたトリオ時代の3タイトルが2019年最新リマスターされ、作品によってボーナス・ディスク、ボーナス・トラックを加えて再登場!

『レイン・オブ・フィア』
アヴェンジャーからレイジと改名してリリースした第1弾アルバム(オリジナル・リリース:1986年)。スラッシュ・メタルのエッセンスを取り入れたエキサイティングな曲が並ぶ。

【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】

レイン・オブ・フィア【CD+ボーナスCD】

Rage レイン・オブ・フィア

商品形態
CD+ボーナスCD
品番
GQCS-90822~3
JANコード
4582546590857
価格
3,080円(税抜 2,800 円)
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商品説明 DETAIL

ジャーマン・メタル界の重鎮、レイジのバック・カタログ12タイトルの再発売が決まった。まず、最初の9タイトルは前身バンドのアヴェンジャーの唯一のアルバム『プレイヤーズ・オブ・スティール』(1985年)と、レイジと改名してリリースした『レイン・オブ・フィア』(1986年)から『テン・イヤーズ・イン・レイジ』(1994年)までの初期の9作品。

アヴェンジャーがドイツのヘルネにて結成されたのは1984年のこと。ピーター“ピーヴィー”ワグナー(ベース/ヴォーカル)、ヨルグ・マイケル(ドラムス)らの4人のメンバーでリリースしたデビュ・アルバム『プレイヤーズ・オブ・スティール』(1985年)では、NWOBHMからの影響を感じさせるパワー・メタルを展開していたが、レイジに改名して発表した第1弾アルバム『レイン・オブ・フィア』(1986年)ではスラッシュ・メタル・スタイルの楽曲を導入。さらに3作目の『エクセキューション・ギャランティード』(1987年)ではガット・ギターを使った曲やプログレッシヴ・ロック的な展開を入れるなど、独自のアレンジを施したスタイルを構築する。

間もなくして、ピーヴィーを除くメンバーが脱退し、新たにマンニ・シュミット(ギター)とクリス・エフティミアディス(ドラムス)を迎えトリオとなったバンドは4作目の『パーフェクト・マン』(1988年)をリリース。「ドント・フィア・ザ・ウィンター」を収録したこの作品ではキレのある演奏と攻撃性に加え、メロディックな側面を強く打ち出すと、スピード・チューンの「インヴィジブル・ホライズンズ」などを収録した5作目の『シークレッツ・イン・ア・ウィアード・ワールド』(1989年)、スピーディーでキャッチーな「サドル・ザ・ウィンド」などを収録した6作目の『リフレクションズ・オブ・ア・シャドウ』(1990年)をリリースし、バンドはじわじわと知名度を上げることになる。さらに全体的にパワー・アップを図りながら、洗練された作風になった7作目の『トラップド!』(1992年)ではアラビア風の旋律を取り入れた「シェイム・オン・ユー」やスピード・ナンバーの「ソリタリー・マン」、キャッチーな「イナフ・イズ・イナフ」、8作目の『ザ・ミッシング・リンク』(1993年)では「ネヴァーモア」「レフュージ」という名曲を生み出し、日本でも人気バンドとなる。

しかし、センス溢れるギター・プレイが評価されていたマンニが1994年に脱退ししたため、新たにスヴェン・フィッシャー(g)とクリスの弟のスピロス・エフティミアディス(g)を迎えたバンドは4人体制となり、結成10周年を記念して、これまでピーヴィーが書き溜めて未発表になった曲や既発曲をメドレー形式でプレイしたナンバーなどを収めた9作目の『テン・イヤーズ・イン・レイジ』(1994年)をリリース。以上が、今回リイシューされる初期の9タイトルである。

その後、同じメンバーで5枚のアルバムをリリースした後、バンドに変化を求めたピーヴィーは、元マインド・オデッセイのヴィクター・スモールスキ(ギター)と、トニー・マカパインやイングヴェイ・マルムスティーン等との活動で知られるマイク・テラーナ(ドラムス)を迎えたトリオで始動。この編成となってリリースした第2弾アルバム(通算16作目)の『ユニティ』(2002年)では、音楽の英才教育を受けて育ったヴィクターの高度な作曲能力や技巧派ギター・プレイを盛り込んだメロディック・メタルを披露し、「インサニティ」などアップ・テンポの曲を軸に、クワイアを導入した「ディエス・イレ」など、高尚な楽曲も収録。続く17作目の『サウンドチェイサー』(2003年)でも、タイトル曲の「サウンドチェイサー」をはじめ、起伏のあるメロディアスで活きのいい楽曲を並べ、アルバムは高い評価を得ることに成功する。さらにアルバム・リリース後に行なったヨーロッパ・ツアーの中から2004年1月のドイツ公演を収めたライヴ作品『フロム・ザ・クレイドル・トゥ・ザ・ステージ』(2004年)もリリースされ、パワフルでテクニカルなパフォーマンスも話題となったものだった。この3枚が残りの3タイトルで、以上、全12タイトルが今回、リイシューされる作品だ。

全タイトルが2019年最新リマスター音源を使用、作品によってはボーナス・ディスク、ボーナス・トラックも収録。いずれもレイジの歴史において欠かせない作品ばかりで、彼らの魅力を再確認できるラインナップとなっている。



【メンバー】
ピーター“ピーヴィー”ワグナー(ヴォーカル/ベース)
ヨッヘン・シュローダー(ギター)
トーマス“ギネス”グリューニング(ギター)
ヨルグ・マイケル(ドラムス)


【CD収録曲】
『レイン・オブ・フィア』

01. スケアード・トゥ・デス
02. ディシーヴァー
03. レイン・オブ・フィア
04. ハンド・オブ・グローリー
05. ロー・エナジー
06. エコーズ・オブ・イーヴル
07. チェイスト・フレッシュ
08. スーサイド
09. マシーナリー
10. スキャフォルド

【ボーナスCD収録曲】 ※未発表曲
01. エコーズ・オブ・イーヴル (プリプロダクション・ライヴ・リハーサル / 1985年12月)
02. スケアード・トゥ・デス (プリプロダクション・ライヴ・リハーサル / 1985年12月)
03. ロー・エナジー (プリプロダクション・ライヴ・リハーサル / 1985年12月)
04. スーサイド (プリプロダクション・ライヴ・リハーサル / 1985年12月)
05. タフ・ライク・レザー (3rdデモ / 1985年6月)
06. ハンド・オブ・グローリー (プリプロダクション・ライヴ・リハーサル / 1985年12月)
07. レイン・オブ・フィア (プリプロダクション・ライヴ・リハーサル / 1985年12月)
08. チェイスト・フレッシュ (プリプロダクション・ライヴ・リハーサル / 1985年12月)
09. ステイ・ワイルド (3rdデモ / 1985年6月)
10. ミラー (プリプロダクション・ライヴ・リハーサル / 1985年12月)
11. ザ・スキャフォルド (3rdデモ / 1985年6月)
12. ダウン・トゥ・ザ・ボーン (3rdデモ / 1985年6月)
13. デプレイヴド・トゥ・ブラック (3rdデモ / 1985年6月)