ファルージャ/アンダイング・ライト【CD】
fallujahul

2019年3月15日発売


サンフランシスコのプログレッシヴ/テクニカル・デス・マスター、ファルージャによる4枚目のアルバム『アンダイング・ライト』。装飾を削ぎ落とし鋭く本能に訴える本作は、バンド史上最も激しくロウな快作!
【日本盤限定ボーナストラック収録/日本語解説書封入/歌詞対訳付き】

アンダイング・ライト【CD】

ファルージャ アンダイング・ライト

商品形態
CD
品番
GQCS-90694
JANコード
4562387208890
価格
2,530円(税抜 2,300 円)
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商品説明 DETAIL

ファルージャは、サンフランシスコ出身のプログレッシヴ/テクニカル・デス・メタル・バンド。07年の結成当時、メンバーはまだ高校生。09年に『Leper Colony』というEPを自主制作でリリースし、さらにアメリカ・ツアーもこなすなど、精力的な活動を展開していく。その結果、テクニカル・デス・メタルの総本山、ユニーク・リーダー・レコーズの目にとまり、11年にはデビュー・アルバム『The Harvest Wombs』を発表。ちなみにユニーク・リーダー・レコーズは、カリフォルニアのテクニカル・デス・メタル界の親玉、昨年惜しくも亡くなってしまったディーズ・オブ・フレッシュのエリック・リンドマークが設立したレーベルだ。13年のEP『-Nomadic-』、続く14年のセカンド・アルバム『The Flesh Prevails』は、世界的に大きな話題となり、バンドは現エクストリーム・メタル界最大手のニュークリア・ブラスト・レコーズとの契約を手にする。そのニュークリア・ブラストからリリースされた16年のサード・アルバム、『ドリームレス』は、ここ日本でも大きな話題となった。

冒頭ファルージャのスタイルを「プログレッシヴ/テクニカル・デス・メタル」と書いたが、彼らのスタイルを形容するのは容易ではない。「プログレッシヴ」で「テクニカル」な「デス・メタル」であることに疑いはないが、特に『ドリームレス』では、シンセサイザーや女性ヴォーカルなども使われ、ディジタルでポスト・ロック的雰囲気も強く漂うなど、なかなか一言では表現しきれない要素も多かった。だが、今回リリースとなる4枚目、『アンダイング・ライト』は、少々様相が異なる。07年から活動を共にしてきたヴォーカリスト、アレックス・ホフマンが脱け、新たにアントニオ・パレルモを迎え製作された本作について、ギタリストでありメイン・ソングライターでもあるスコット・カーステアーズは、"raw"であり、"new"であると表現している。噛み砕いて言えば、「前作ではクリーン・ヴォーカルやシンセサイザーなど、さまざまな楽器を導入」したが、今回は、「もっと生々しくて正直なサウンド」を目指したということ。「『アンダイング・ライト』はまったくの別物であり、このアルバムはファルージャというバンド、そしてその将来の姿のステートメントさ。この作品こそが、俺たちが磨きあげた本当のサウンドなんだ」というスコットの堂々とした宣言のとおり、確かに前作に比べれば、ストレートな作風へと接近しているのが感じ取れる。もちろん、そこはあくまでファルージャ基準。彼らの音楽が、テクニカル、プログレッシヴであることに変わりはないのだが。

前作同様マーク・ルイスをエンジニアに迎えた『アンダイング・ライト』は、ファルージャ史上最も激しい作品。テクニカルでプログレッシヴでありながら、本能的でもあるという見事なバランスが成立している本作で、ファルージャはより幅広い層へとアピールし、さらに多くのファンを獲得することになるだろう。



【メンバー】
アントニオ・パレルモ (ヴォーカル)
スコット・カーステアーズ (ギター、ヴォーカル)
ロバート・モーレー (ギター)
アンドリュー・ベアード (ドラムス)


【CD収録曲】
01. グラス・ハウス
02. ラスト・ライト
03. ウルトラヴァイオレット
04. ドーパミン
05. ジ・オーシャン・アバヴ
06. ホロウ
07. サンクチュアリ
08. アイズ・ライク・ザ・サン
09. ディスタント・アンド・コールド
10. ディパーチャー
《日本盤限定ボーナストラック》
11. デッド・タン