アズサ/ヘヴィ・ヨーク【CD】
Azusa

2018年11月14日発売


まるでケイト・ブッシュ+スレイヤー?元ザ・ディリンジャー・エスケイプ・プランのベーシスト、リアム・ウィルソンがノルウェーのテクニカル・デス・メタルの雄、エクストルと組んで世に問う「魅惑的女性ヴォーカル+複雑怪奇エクストリーム・メタル」という新たな世界!
【日本盤限定ボーナストラック収録/日本語解説書封入/歌詞対訳付き】

ヘヴィ・ヨーク【CD】

アズサ ヘヴィ・ヨーク

商品形態
CD
品番
GQCS-90647
JANコード
4562387207589
価格
2,530円(税抜 2,300 円)
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商品説明 DETAIL

「ケイト・ブッシュがヴォーカルのスレイヤー、もしくはアネット・ピーコックとデスのコラボレーションをあなたは想像できるだろうか?」アズサのインフォメーション・シートにはこう記されている。あらゆるパターンの音楽が試され、新しい音楽の可能性なんてもはやないのでは、なんて思ってしまう昨今だが、確かにケイト・ブッシュ+スレイヤー、アネット・ピーコック+デス、という組み合わせはこれまで無かったように思える。

アズサは、昨年惜しまれつつも解散してしまったアメリカのザ・ディリンジャー・エスケイプ・プランのベーシスト、リアム・ウィルソン、そしてノルウェーのプログレッシヴ・デス/スラッシュ・メタル・バンド、エクストルのメンバーが集結して始められたバンド。その手の音楽好きなら卒倒モノの組み合わせだ。ザ・ディリンジャー・エスケイプ・プランとエクストルという2大巨匠の出会いは、なんとFacebook。元々エクストルの大ファンであったリアムが、彼らのアルバムで使われているベースの音の秘密が知りたくて、Facebook経由でコンタクトをとったのがきっかけというのだから、実に21世紀らしいエピソードだ。一方アズサの話は、13年頃エクソトルからリアムに持ちかけられた。大好きなバンドからのオファーであるから、リアムに断る理由などあるはずもない。しばらくは、リアム+エクストルの2人(デイヴィッド・フスヴィック(ドラム)、クリスター・エスペヴォル(ギター))でプロジェクトは進められていた。転機となったのは16年。リアムがデンマークの一人女性ブラック・メタル、Myrkurのアメリカ・ツアーで、サポート・ベーシストを務めたときのこと。常々アズサに必要なのはメロディだと考えていたリアムは、「歌える女性ヴォーカリストを入れてみてはどうか?」とひらめいた。このアイデアをデイヴィッドに伝えると、その役にふさわしい女性の心当たりがあるという。そして加入したのが、エレーニ・ザフィリアドウ。ベルギーの実験的ポップ・デュオ、Sea + Airでヴォーカルやチェンバロ、ドラムなどを担当している彼女が加わったことで、リアムのもくろみ通り、アズサの音楽はまったく新しいものへと進化したのである。

さて、日本人であれば、どうしても「アズサ」というバンド名に引っかかるだろう。「どうせメンバーがつきあってる女の子の名前だろう」なんて不謹慎なことを考えるなかれ。これ、メンバーのガールフレンドの名前でないどころか、日本語でもないのだ!話は18世紀にまでさかのぼる。当時南カリフォルニアに、コマ・リーというネイティヴ・アメリカンの女の子がいた。彼女は断食と祈りで、人々の病を治すことができたのだ。「アズサ」という名は、彼女の神秘的な力で病が治ったという部族の長老が与えたもの。彼らトングヴァ族の言葉で「祝福された奇跡」という意味だ。現在も南カリフォルニアには「Azusa Street」という通りが存在している。

そんなアズサのデビュー・アルバム『ヘヴィ・ヨーク』。ザ・ディリンジャー・エスケイプ・プラン+エクストルという組み合わせだけで、そのクオリティは保証されたようなもの。言うまでもなくテクニカルで複雑、そしてヘヴィ。そこに、ささやきからグロウルまで操る変幻自在の神秘的な女性ヴォーカルが加わるのだから、その世界観は限りなく深く、そしてまったく新しい。ディリンジャー・ファンはもちろん、全エクストリーム・ミュージック・ファン必聴のニューカマーにして巨匠だ。



【メンバー】
リアム・ウィルソン(ベース)
エレーニ・ザフィリアドウ (ヴォーカル、ピアノ)
クリスター・エスペヴォル (ギター)
デイヴィッド・フスヴィック (ドラムス)


【CD収録曲】
01. インターステラー・アイランズ
02. ハート・オブ・ストーン
03. ヘヴィ・ヨーク
04. ファイン・ラインズ
05. ロスト・イン・ジ・エーテル
06. スペルバインダー
07. プログラムド・トゥ・ディストレス
08. エターナル・エコー
09. イニクイタス・スピリチュアル・プラクシス
10. サカム・トゥ・ソロウ
11. ディスタント・コール
12. スカル・チェンバー ※日本盤限定ボーナストラック

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