商品説明 DETAIL レインボー、オジー・オズボーン、ゲイリー・ムーアなどとの活動で、ドン・エイリーは流麗なテクニックとクラシカルな重厚感をハード・ロックにもたらしてきた。彼はまたブラック・サバスやホワイトスネイク、ジューダス・プリースト、UFO、ウリ・ジョン・ロートらの作品に参加、あらゆるロック・ファンのレコード棚にはドンがプレイしたアルバムが必ず数枚はあるに違いない。 数々のバンドと並行して、ソロ・アーティストとしても作品を発表、ツアーも行ってきたドンの通算5作目となるアルバムは、英国ハード・ロック/ヘヴィ・メタルの戦場を生き抜いてきた強者たちとの共演作だ。ドンのツアー・バンドのメンバー達がそのままスタジオに移動、熱気あふれるクラシック・ハード・ロックを披露している。 ヴォーカルのカール・センタンスは現ナザレスのシンガー。イアン・ギランやダン・マッカファティを思わせるシャウトの持ち主で、ハイトーンもこなす。その経歴は長く、パージャン・リスクにジョン・デヴァリル(タイガース・オブ・パンタンに移籍)の後任として加入、クローカスやダリオ・モロズ・クロスボーンズなどに在籍したこともある。 サイモン・マクブライド(ギター/スウィート・サヴェージ、スネイクチャーマー)、ローレンス・コットル(ベース/ブラック・サバス、ゲイリー・ムーア)、ジョン・フィニガン(ドラムス/イアン・ギラン、ギャング・オブ・フォー)という実力者を得たサウンドは、ブリティッシュ・ハードの伝統に則ったものだ。 「リスペクト」「オール・アウト・オブ・ライン」はディープ・パープル直系のハード・ロック。ドンが奏でるキーボードが前面にフィーチュアされていることから、1980年代にイアン・ギランが率いた伝説のバンド“ギラン”も彷彿とさせる。レインボー「スターゲイザー」に通じるオリエンタル志向の「ヴィクティム・オブ・ペイン」、ジャジーなピアノを聴かせる「ランニング・フリー」、コブシの効いた英国パワー・バラード「ウォント・ユー・ソー・バッド」、泣きのインストゥルメンタル「リメンバー・トゥ・コール」など、アルバム1枚でドンの40年以上におよぶキャリアを凝縮。ブリティッシュ・ハード・ロックの生ける伝説だからこそ作り得たサウンドには凄味すら漂う。 ボーナスCDには2017年3月14日のドイツ・ハンブルク公演から4曲のライヴ・テイクを収録。「ピクチャーズ・オブ・ホーム」(ディープ・パープル)、「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」(レインボー)、「アイ・サレンダー」(レインボー)、「スティル・ゴット・ザ・ブルース」(ゲイリー・ムーア)という、ドンが関わってきた名曲に、ステージで新たな生命を吹き込んでいる。 【メンバー】 ドン・エイリー[ディープ・パープル](キーボード) カール・センタンス[ナザレス](ヴォーカル) ローレンス・コットル[ブラック・サバス](ベース) ジョン・フィニガン[ギャング・オブ・フォー](ドラムス) サイモン・マクブライド[スウィート・サヴェージ](ギター)