商品説明 DETAIL 来年、結成25周年を迎えるHAMMERFALLは、元々IN FLAMESやDARK TRANQUILLITY、CEREMONIAL OATHなどのメンバーによる、お遊びカヴァー・バンドを出発点としている。それは当初、メロディック・デス・メタル・バンドの面々が、ティーンエイジャーの頃に親しんだ'80年代の英米欧バンドの曲を、単に楽しんでプレイするというお気楽なモノだったが、やがてオリジナル曲を書くようになり、流動的だったラインナップも次第に固まっていき、とあるバンド・コンテストに出場したのをキッカケに、正式なバンドとなるのである。 程なくNuclear Blastとのディールを得た彼等は、'97年にアルバム『GLORY TO THE BRAVE』でデビュー。当時のメンツは、ヨアキム・カンス(vo)、オスカー・ドロニャック(g)、グレン・ユングストローム(g)、フレドリック・ラーソン(b)、イェスパー・ストレムブラード(ds)だったが、IN FLAMESの活動で忙しくしていたイェスパーは既に脱退の意向を固めており、レコーディングで全曲のドラムをプレイしていたのはパトリック・ラフリングだった。 その後、パトリックが正式加入し、リード・ギターをステファン・エルムグレン、ベーシストをマグナス・ローゼンに交代して、翌'98年にセカンド『LEGACY OF KINGS』を発表。伝統的HR/HMの王道を見事に復古させたドラマティックかつ勇壮なサウンドにより、まずドイツでブレークを果たした彼等は、やがて汎ヨーロッパを席捲していき、続くサード『RENEGADE』('00)がスウェーデン本国のチャートでNo.1を獲得する頃には、ピュア・メロディック・メタルの救世主と呼ばれるまでになっていた。以降、何度かメンバー・チェンジを経ながら、『CRIMSON THUNDER』('02)、『CHAPTER V:UNBENT, UNBOWED, UNBROKEN』('05)、『THRESHOLD』('06)、『NO SACRIFICE, NO VICTORY』('09)、『INFECTED』('11)、『(R)EVOLUTION』('14)、『BUILT TO LAST』('16)とアルバム・リリースを重ねていった彼等は、現在も盤石なファン層を堅持。ヨアキム(vo)、オスカー(g)に加えて、'08年加入のポンタス・ノルグレン(g)、'07年に出戻ったフレドリック・ラーソン(b)、'14年加入のデヴィッド・ウォリン(ds)というラインナップによる現時点での最新作『BUILT TO LAST』は、スウェーデンで第6位、ドイツで第8位というチャート結果を残している。 そんな中、この12月にリリースされる『GLORY TO THE BRAVE』の“20-Year Anniversary Edition”は、オリジナル・アルバム本編にボーナス・トラックを追加し、さらにライヴ・テイク7曲を集めたCDと、'99年の初映像作『THE FIRST CRUSADE』を丸ごと収録し、'98年の“Dynamo Open Air”フェス出演時のライヴ映像、最新インタビューも収めるDVDをカップリングした、何とも豪華な3枚組となっている。初期よりマニアックなHR/HMファンを唸らせてきた、センス抜群のカヴァー曲の数々もたっぷり楽しめる本作は、バンドの原点をより深く知ることが出来る、正にファン必携のアイテムと言えよう! 【メンバー】 ヨアキム・カンス(ヴォーカル) オスカー・ドロニャック(ギター) グレン・ユングストローム(ギター) フレドリック・ラーソン(ベース) イェスパー・ストロムブラード(ドラムス) パトリック・ラフリング(ドラムス)