商品説明 DETAIL 1989年にハロウィンを脱退したカイ・ハンセン(g, vo)が、元タイラン・ペイスのラルフ・シーパース(vo)、ウヴェ・ヴェッセル(b)、マティアス・ブールヒャード(ds)と共にレコーディングを行ない、ガンマ・レイという名前で1stアルバム『ヘディング・フォー・トゥモロウ』をリリースしたのは1990年のことだった。アルバム・リリース後、マティアスが脱退したため、元ホーリー・モーゼスのウリ・カッシュ(ds)と、2人目のギタリストとしてディルク・シュレヒター(g)を迎えたバンドは2ndの『サイ・ノー・モア』(1991年)をリリース。さらに、ウヴェとウリに替わってヤン・ルバック(b)とトーマス・ナック(ds)を迎えて3rdの『インサニティー・アンド・ジーニアス』(1993年)を発表したものの、ラルフがジューダス・プリーストのヴォーカル・オーディションを受けたことが原因で脱退。カイがリード・ヴォーカルも兼任する形で発表したのが4thアルバムの『ランド・オブ・ザ・フリー』(1995年)であった。 ラルフの脱退により、バンドの先行きが不安視されたが、この『ランド・オブ・ザ・フリー』はそんな心配をよそに素晴らしい内容になっていた。8分超えの大作「レベリオン・イン・ドリームランド」に始まり、メロディック・スピード・メタル・チューンの「マン・オン・ア・ミッション」や「サルヴェイションズ・コーリング」、感動的なタイトル曲の「ランド・オブ・ザ・フリー」などドラマティックな楽曲の目白押しとなっており、元ハロウィンのマイケル・キスク、ブラインド・ガーディアンのハンズィ・キアシュがゲスト・シンガーとして参加しているのも話題になったものである。尚、今回、アニヴァーサリー・エディションをリリースするにあたり、『ランド・オブ・ザ・フリー』の全曲が2017年版のリマスターがなされており、音質が向上しているという点も見逃すことができない。 さらにボーナス・ディスクにはアルバム『サイ・ノー・モア』に収録された「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」のプリ・プロダクション・ヴァージョンと「ドリーム・ヒーラー」の2017年にカメレオン・スタジオでライヴ録音されたインスゥルメンタル・ヴァージョン、同じく『ヘディング・フォー・トゥモロウ』収録の「ヘヴン・キャン・ウェイト」の2016年にカメレオン・スタジオでライヴ録音されたインスゥルメンタル・ヴァージョンなど、未発表のレア音源を含む7曲を収録されており、まさにファン必聴のアニヴァーサリー・エディションに仕上がっている。 【メンバー】 カイ・ハンセン(ヴォーカル/ギター) ディルク・シュレヒター(ギター/キーボード) ヤン・ルバック(ベース) トーマス・ナック(ドラムス)