【通販限定】ダゴバ/ブラック・ノヴァ【50セット CD+サインカード】
Dagoba

2017年9月13日 発売


結成20周年を迎えた、フランス出身のグルーヴ/インダストリアル・メタル・バンド、ダゴバ!エピックなシンセサイザー・サウンドとヘヴィなリフ、哀愁漂うクリーン・ヴォーカルと力強いグロウルなど様々な要素の対比を織り交ぜた7thアルバム『ブラック・ノヴァ』発売決定!
【日本盤限定ボーナストラック収録/日本語解説書封入/歌詞対訳付き】 

※直筆サインカードにはかすれやにじみ、インク汚れ、裏写りがある場合がございます。

【通販限定】ブラック・ノヴァ【50セット CD+サインカード】

ダゴバ ブラック・ノヴァ

通販限定 直筆サイン付
商品形態
50セット通販限定 CD+サインカード
品番
WRDZZ-612
価格
3,300円(税抜 3,000 円)
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商品説明 DETAIL

ダゴバはフランス・マルセイユ出身の、グルーヴ/インダストリアル・メタル・バンド。今年5月に初来日したばかりなので、その興奮をまだ覚えている方も少なくないだろう。その結成は97年にまでさかのぼる。99年に『Time to Go』というデモ、01年に『Release the Fury』というEPをリリースした後、03年にバンド名を冠した『DAGOBA』でアルバム・デビュー。隣国ドイツなどと比べると、メタルが盛んとは言えないフランス出身の彼ら。だがそんなハンディキャップをものともせず、パンテラやマシンヘッド、フィア・ファクトリー、ストラッピング・ヤング・ラッズといった、主に北米のメタル・バンドから影響を受けたグル―ヴィーでヘヴィ、かつキャッチーなそのサウンドは、ヨーロッパで大きな反響を呼んだ。06年のセカンド・アルバム『What Hell Is About』、08年に3枚目となる『Face the Colossus』をフランスの名門、Season of Mistからのリリース後、XIII Bis Recordsへと移籍。10年に4thアルバム『Poseidon』を発表すると、今度はVerycordsへと移り、5枚目の『Post Mortem Nihil Est』(13年)と6枚目の『Tales of the Black Dawn』(15年)をリリース。また14年には地元フランスの超大型フェス、Hellfestにも出演を果たす。そのときの模様は、『Hellfest MMXIV』というDVD付CDでもリリースされている。

そしてこのたび、フランス国内はJive/Epic、その他はCentury Media Recordsと契約という大飛躍を遂げてのリリースとなるのが、7枚目のアルバム『ブラック・ノヴァ』である。冒頭ダゴバはグルーヴ/インダストリアル・メタル・バンドであると書いた。ヘヴィなリフにディジタルのシーケンス、そしてサビにはクリーン・ヴォーカル。確かにダゴバの音楽は、このジャンル特有の様式を踏襲している部分もある。だが一方で、グルーヴ/インダストリアル・メタルという一言で、『ブラック・ノヴァ』という作品の全貌を形容しきれているとは言えないのも事実。グルーヴ/インダストリアルという形容から漏れる一番の特徴は、シンフォニック、エピックなシンセサイザーの使い方だろう。これは、ワーグナーやベートーヴェン、あるいはハンス・ツィマーやジェリー・ゴールドスミスといった、クラシック音楽、映画音楽のアーティストからの影響だ。映画のサウンドトラックを思わせるエピックなパートとヘヴィなリフがコントラストとなり、お互いが実によく映えている。このコントラストこそ、『ブラック・ノヴァ』の鍵なのだ。激しさとキャッチーさ。クイーンのフレディ―・マーキュリーから影響を受けているという、哀愁漂うクリーン・ヴォーカルと力強いグロウル。グル―ヴィーな楽曲の中、突如現れるスラッシュ・メタル・ソング。さまざまな要素が対比をなしているからこそ、『ブラック・ノヴァ』はだれることなく、最後まで一気に聴きとおせるアルバムに仕上がっているのだ。

非常に印象的でシュールレアリスティックなジャケットのアートワークは、ギリシャのシンフォニック・デス・メタル・バンド、セプティックフレッシュのセス・シロ・アントンの手によるもの。チャックのついた顔を水につけた人が黒い玉を吐き出しているが、この「黒い玉」は、昨年バンドに降りかかったメンバー・チェンジを象徴しているのだそうだ。16年、ダゴバからドラムとギターがまとめて脱退している。特にドラムは98年から20年弱、苦楽を共にしてきたメンバー。その脱退劇は、バンドにとって大きな衝撃をもたらしたに違いない。アートワークでは黒い玉として表現されている過去を吐き出し、新たなメンバーでの再スタート。新生ダゴバとしての決意が、この芸術的なジャケットに込められているのだ。大手レーベルとの契約、そして新たな2人のメンバーの加入。『ブラック・ノヴァ』は、ダゴバ結成20年目の作品ではあるが、それと同時に新たな第一歩を示す作品でもある。

「『ブラック・ノヴァ』は間違いなく俺たちの最高傑作さ。クセになるメロディックなコーラス満載。リフは激しく、とにかくマッシヴ。メタル、インダストリアル、クラシックまで、俺たちが愛する音楽すべてが詰まっているの。全体的にヘヴィだけど、ダゴバ史上最速の曲もある。非常に映画的なフィーリングを持った、とてつもなくエピックなアルバムでもある。言うなれば、エモーショナルなジェットコースターとブルドーザーが同居した作品だね。」

ヴォーカリスト、かつ作曲もすべて手掛けるリーダーのシャウターが自信たっぷりに語るとおり、『ブラック・ノヴァ』は新生ダゴバの第一歩にふさわしい、激しいが聴きやすく、そしてまた美しさもあふれる素晴らしい作品に仕上がっている。



【メンバー】
シャウター(ヴォーカル)
JL デュクロイセット(ギター)
ウェルター・ティアー(ベース)
ニコラス・バストス(ドラムス)


【収録曲】
01. テネブラ
02. インナー・サン
03. ザ・レガシー・オブ・アレス
04. ストーン・オーシャン
05. ジ・インフィニット・チェイス
06. ザ・グランド・エンプティネス
07. ロスト・グラヴィティ
08. ファイア・ダイズ
09. フェニックス・エ・コルヴス
10. ヴァンタブラック
◼日本盤限定ボーナストラック
11. ストーン・オーシャン(デモ)