商品説明 DETAIL 日本にもカッコいいバンドがいる。日本にも、世界を股にかけて活躍するバンドがいる。「そんなの当たり前だろう、何を今さら!」と思う方も少なくないだろう。だが、日の丸を背負うそんなバンドたちが一堂に会する場は、これまで意外と少なかったのではないか。高い音楽的クオリティを誇り、日本の存在感を世界のシーンに示すバンドが集う場。それがCHAOS ASSAULTである! 記念すべき第1回に登場するのは、Boris、CHURCH OF MISERY、DOOM、Sighという、豪華すぎる4バンド。 ノイズからサイケ、アンビエントまでを飲み込む轟音ロック・バンドBorisについては、多くの説明は不要だろう。Nine Inch Nailsとのツアー経験もあり、Lou ReedやRadiohead、Portisheadといった錚々たるアーティストからも高い評価を受ける彼らには、「世界を股にかける」という表現すら陳腐に響く。05年リリースの『PINK』は、全世界で5万枚を超えるセールスを記録するなど、その偉業の数々は桁外れのスケール。7月には待望のニュー・アルバム『Dear』もリリースされる。 ジャズからブルース、ハードコアからメタルまで、さまざまな音楽を取り込み、独自の音楽をストイックに追求し続けるDOOMは、80年代から活躍する大ベテラン。88年の時点でニューヨークの伝説のライヴハウス、CBGBを含むアメリカ公演を敢行したという、日本のエクストリーム・メタル・バンド海外進出の先駆者的存在でもある。不協和音に変拍子、這いまわるフレットレス・ベースと、その音楽のオリジナリティは突出している。昨年には16年ぶりのアルバム『Still Can't the Dead』をリリースし、完全復活を印象づけたのも記憶に新しい。 CHURCH OF MISERYは、あのリー・ドリアン率いるRise Above Recordsに所属、日本を代表するDoom Metalバンドである。昨年リリースされた『And Then There Were None...』では、ヴォーカルをRepulsionのヴォーカリスト、スコット・カールソンが担当、大きな話題となった。数々の長期海外ツアーをこなし、ヨーロッパの大型フェスへの出演経験も豊富な彼らだが、日本国内でのライヴは何と3年ぶり!メンバーチェンジ後初ライヴで、新生CHURCH OF MISERY初お目見えとなる。 Sighは、デビュー・アルバムを故Euronymousのレーベル、Deathlike Silence Productionsからリリース。そのためブラック・メタルとカテゴライズされることも多いが、サックスやフルートをもフィーチャ、特に近年の作品には実験的なものも少なくない。やはりヨーロッパの大型フェス出演の経験も多く、今年はアメリカの大手サイトLoudwireの「日本のグレイテスト・メタル・バンド10選」に、Borisらとともに選出されている。 これら日本の4バンドが集結するというだけでも前代未聞のことであるが、今回さらにもう1バンド、ドイツのMANTARも登場。MANTARは結成が12年、キャリアはまだ5年ほどという若手だが、現在エクストリーム・メタル界最高峰のNuclear Blast Recordsに所属。昨年リリースされたセカンド・アルバム『オード・トゥ・ザ・フレイム』で、日本デビューも果たしているので、ご存じの方もいるだろう。スラッジからクラスト、ブラック・メタルまでをも飲み込んだその音楽性も独特だが、やはり彼らの最大の特徴は、ギター・ヴォーカル、ドラム・ヴォーカルのみの2人組ということ。低音が要のエクストリーム・メタルでベースレス?ライヴは大丈夫?そんな心配はまったく不要。ライヴこそが彼らの真骨頂なのだ。その証拠に、彼らはすでにヨーロッパの大型メタル・フェスの常連。さらにはツアー漬けの毎日を送っているため、二人とも住む家すら持っていないというのだ!たった2人のメンバーが放つエネルギーの凄まじさ。MANTARのステージを見たものは、「あまりのパワーに圧倒された」と口を揃える。 Boris、CHURCH OF MISERY、DOOM、Sigh、そしてMANTAR。これだけのバンドを一度に見られるのは、CHAOS ASSAULTだけ。ぜひともお見逃しなく!!