商品説明 DETAIL 2015年の3rdアルバム『ホーリー・ウォー』がオーストラリアのナショナル・チャートにあたるARIAチャートにて7位をマークし、エクストリーム・ミュージックのフィールドに留まらず名実共に同国を代表するバンドへと成長を遂げたデスコア・ヒーロー、ザイ・アート・イズ・マーダーが、名門ニュークリア・ブラストからは2作目となる4thフル・アルバム『ディア・デソレイション』をリリースする。 前作では2ndアルバム『ヘイト』リリース後のギタリスト脱退に伴いベースとギターを兼任していたアンディ・マーシュがベースに専念。現在はザイ・アート・イズ・マーダーと同様ニュークリア・ブラストに所属するブリスベンのデスコア・バンド、アヴァージョンズ・クラウンの一員だったケヴィン・バトラーが新たなギター・プレイヤーとして加入し、久々の5人編成が復活。“結婚するには収入が少ない”というあまりに切ない理由から一時はバンドを離れたシンガー、C.J.マクマホンもドラッグの問題をカミングアウトし、克服と共に完全復帰。ジ・アケイシア・ストレインやサバーバン・スカム、レイン・シュプリーム、そして彼らにとっては今やライバルと言うべきスーサイド・サイレンスなどを手がけた名匠ウィル・パットニーを前作に引き続きプロデューサー/レコーディング・エンジニアに迎え、最高の状態で制作されている。 “デスコア”と一口に言えど、そのスタイルはあまりに多種多様。ザイ・アート・イズ・マーダーがこれまでに共演した面々だけでも、エクスペリメンタルなほどに圧倒的なへヴィネスを追及したジ・アケイシア・ストレイン、ヒップホップに通じるバウンシーなグルーヴを重量級リフで構築するエミュア、高度なテクニックをプログレッシヴなコンポジションに惜しみなく投入するボーン・オヴ・オシリス、残虐なまでに複雑な展開をヘヴィかつリズミカルに聴かせるディスパイズド・アイコンなど、様々な異形が存在する。デスメタル/グラインドコアの意匠を受け継ぐ鋭利なブラストビート。フロアの地獄絵図が目に浮かぶウルトラヘヴィな段階別ブレイクダウンを用いた、広義でのダンス・ミュージックとして機能するグルーヴ。そして確かな演奏技術とアレンジメントのセンスを持ち合わせなければ実現できない爽快でキャッチーな聴後感。そのすべてを網羅した『ディア・デソレイション』は、デスコアのネクロノミコンとなるべくして生まれたかの如き内容だ。 【メンバー】 CJ マクマホン(ヴォーカル) ショーン・デランダー(リズム・ギター) ケヴィン・バトラー(ベース) リー・スタントン(ドラムス) アンディ・マーシュ(リード・ギター)