商品説明 DETAIL 1990年にアテネで結成して以来、エクストリーム・メタル界に異端の楔を打ち立ててきたセプティックフレッシュは日本でも崇拝され、来日公演も実現している。 10作目のフルレンス・アルバムとなる本作は、新約聖書の最後に配される『ヨハネの黙示録』の“先にあるもの”を、凄惨かつ荘厳なブルータル・サウンドで描ききった作品だ。ダンテ・アルギエリの『神曲』地獄篇からシャルル・ボードレール、数学者ヒュパティア、H.P.ラヴクラフトのクトゥルー神話、『ミステリー・ゾーン』の原作者ロッド・サーリング、ヒンドゥー三大神に至るまで、ソティリス・アヌンナ・V(クリーン・ヴォーカル/ギター)による歌詞は我々を驚愕の旅路へといざなっていく。 そんなスケールの大きな世界観と呼応して、アルバムのサウンドは圧倒的な威力で聴く者を襲う。セス・シロ・アントン(ヴォーカル/ベース)のデス・グラウルとソティリスVのクリーン・ヴォーカルは双頭の蛇のように絡み合い、ヘヴィでダイナミックなバンド演奏に昂ぶりをもたらす。 『コミュニオン』(2008)以来、すべての作品でフィーチュアされているプラハ・フィルハーモニック・オーケストラも全面参加。もはやバンドの音楽性に欠くことの出来ない重要な一角を占めている。さらに本作ではウードやドゥドゥクなど、中東~西アジアの楽器も使用するなど、より幅広い音楽世界を生み出している。 エクストリーム・メタルとオーケストラ音楽、民族音楽などを取り入れながら築き上げられた孤高の音楽性をまとめ上げているのが、イェンス・ボグレンだ。オーペス、ドラゴンフォース、クリエイター、セパルトゥラなどを手がけてきたメタル界の第一線プロデューサーを得て、本作はセプティックフレッシュが四半世紀をかけて培ってきた音楽性のひとつの完成形となっている。 神はこう言われた。「わたしはアルファであり、オメガである。始まりであり、終わりである」『コデックス・オメガ』は、その“終わり”の先にあるものを提示する。神話の終焉は、新たな物語の始まりである。 【メンバー】 セス・シロ・アントン(ベース/ヴォーカル) クリストス・アントニウ(ギター) ソティリス・アヌンナキ・V(ギター/クリーン・ヴォーカル) カリーム・レヒナー(ドラムス)