商品説明 DETAIL 【商品説明】 2015年8月31日、9月1日に初来日公演が実現したアナセマ。英国モダン・プログレッシヴ・ミュージックの旗手として常に先頭を走る彼らのステージは激しくも美しく、最新アルバム『ディスタント・サテライツ』の世界観をステージで具現化した2日間のライヴは満員となり、観衆は総立ちになってバンドに声援を送った。 近年のアルバムから主に選曲、「アナセマのモダンな側面を表現した」とヴィンセント・カヴァナー(ヴォーカル、ギター)が語る日本公演だが、イギリス最大級のゴシック様式寺院であるリヴァプール大聖堂で行われる本作のライヴは、約千人の観衆を前にして、バンドの重厚な面を描いている。幻想的なライティングに彩られ、パイプオルガンを背にして行われる演奏は、荘厳の域に達するものだ。『ディスタント・サテライツ』からの「ザ・ロスト・ソング パート2」から「アリエル」「アナセマ」、前作『ウェザー・システムズ』(2012)の核を成した組曲「アンタッチャブル パート1」「アンタッチャブル パート2」、そしてバンドの歴史にとって大きなターニング・ポイントだった『オルタナティヴ4』(1998)収録曲で、日本公演でもラストを飾った「フラジャイル・ドリームス」まで、全15曲が披露される。 ヴィンセント・カヴァナーとリー・ダグラスが織り成すツイン・ヴォーカル、ダニエル・カヴァナーによる起伏に富んだギターを軸にしたバンド・サウンドに加えて、チェロとバイオリン奏者が参加。さらに奥行きと陰翳を増したサウンドスケープへと昇華される。「我々の曲にはさまざまな表情がある」と彼らが語るとおり、通常のロック・ヴァージョンともアコースティック・アレンジとも異なる、“第3のヴァージョン”が繰り広げられる。天井が高い大聖堂ならではの深みのある反響音、そして本来コンサート会場でないがゆえの入念なPAセッティングなどによって、日本でプレイされた楽曲であっても、異なったアングルから光が当てられているのが魅力だ。 これまでアナセマはイギリスやヨーロッパで幾度となく教会・寺院でライヴを行ってきたが、ヴィンセントは「リヴァプール大聖堂は、音響面でベスト」と語る。そんなバンドのこだわりが、本作には込められている。さらに本作のサウンドは通常の2チャンネルに加えて、5.1チャンネル・オーディオも収録。エンジニアはプログレッシヴ・ロックの新鋭ザ・パイナップル・シーフで活躍するブルース・ソードだ。 本作の監督はスティーヴン・ウィルソンやオーペス、カタトニアなどの映像作品を手がけ、アナセマの『ユニヴァーサル』も監督したラッセ・ホイレだ。彼の手腕を得て、大聖堂でのサウンド・スペクタクルが余すところなく捉えられている。 本作は日本進出の契機となった『ディスタント・サテライツ』の音楽性のさらなる発展形であり、来たるべき新作への扉を開くプレリュード(前奏曲)だ。 【メンバー】 ヴィンセント・カヴァナー (ヴォーカル/ギター) ダニエル・カヴァナー (ギター/ピアノ/ヴォーカル/ループ) リー・ダグラス (ヴォーカル) ジョン・ダグラス (ドラムス) ジェイミー・カヴァナー (ベース) スペシャル・ゲスト デヴィッド・ウェスリング(チェロ) アナ・フィービー(ヴァイオリン) 【DVD収録予定曲】 《2015年3月7日 イギリス/リヴァプール大聖堂にて収録》 01. ザ・ロスト・ソング パート2 02. アンタッチャブル パート1 03. アンタッチャブル パート2 04. シン・エアー 05. ドリーミング・ライト 06. アナセマ 07. エーリエル 08. エレクトリシティ 09. ア・テンポラリー・ピース 10. ザ・ビギニング・アンド・ジ・エンド 11. ディスタント・サテライツ 12. テイク・シェルター 13. インターナル・ランドスケープス 14. ア・ナチュラル・ディザスター 15. フラジャイル・ドリームス 【仕様(予定)】 収録時間:約100分 画面サイズ:16:9 音声: ドルビー・デジタルステレオ/ドルビー・デジタル5.1chサラウンド/DTSサラウンド・サウンド 日本語字幕付き(MCのみ) 【インタビュー】「アナセマは常に“プログレッシヴ=先進的”であろうとしている」 アクセプトのライブ作品『レストレス・アンド・ライヴ』が、1月13日に世界同時発売となる。アクセプトが... BARKSニュース|2015年09月25日