商品説明 DETAIL アルバム試聴 デジタルシングル 結成は1982年。当時の西ドイツはフランクフルトにて、アンドレアス“ゲッレ”ゲレミア(ヴォーカル)、アクセル・カッツマン(ギター)、ベルナルド・ラップリッチ(ギター)、フランク・トールワース(ベース)、オリヴァー・ウェルナー(ドラムス)という編成で活動を開始した。1986年、父親から節酒を命じられたベルナルドに代わってアンディ・バルガロプスを迎えた編成で『ノイズ・レコード』と契約、アルバム「ゾンビー・アタック」でデビューした。その騒々しくもキャッチーなスラッシュ・メタルは当時の日本の輸入盤市場でも大いに評判となった。その後もメンバー交代は相次いだが、ゲッレを中心に精力的に活動、1987年発表のセカンド・アルバム「ケミカル・インヴェイジョン」以降、2012年発表の15枚目「ア・ガール・コールド・セルヴェッサ」まで、コンスタントなペースでアルバムを制作し続けてきた。 そもそも「タンカード」とは、ドイツ語で「金属製のビール用大ジョッキ」を意味する単語だ。そのバンド名に恥じることなく、彼らは歌詞のテーマとしてビールその他アルコール飲料を扱うことが多かった。そして前作から2年振りとなる16枚目のアルバム「R.I.B.」とは、「レスト・イン・ビアー=ビールの中で眠れ」を意味する。何とも、馬鹿馬鹿しいにも程があるというものだ。 また、ヨーロッパのメタル・シーンではこんな噂もあるほどだ。「タンカードのドラマーのオラフ・ズィセルはここ何年も水を飲んだことがないと言われている。彼は、彼自身の常飲料であるビールを100パーセント信頼しているからだ」 その噂に関する真偽のほどは定かではないが、1つ、これは真実だと断言出来ることがある。ドイツ出身のスラッシュ・メタル・バンドとしては数少ない「一度も解散していないバンド」でもあるタンカードが、昔も今も、そして未来もドイツで最もポジティヴかつファニー、そしてアグレッシヴなスラッシュ・メタルを聴かせるバンドであるということである。それを証明するのが、この最新アルバム「R.I.B.」である。 【メンバー】 アンドレアス“ゲッレ”ゲレミア(ヴォーカル) フランク・トールワース(ベース) オラフ・ズィセル(ドラムス) アンディ・グッチャー(ギター)