商品説明 DETAIL テンサイドは、圧倒的なエネルギーと情熱的なライヴ・パフォーマンスが評判を呼び、すでに本国ドイツではAtreyu、36 Crazy Fists、Darkest Hour、Emil Bulls、Skindred、Soulflyといった大物バンドたちとのツアーを経験済みである。さらに世界最大級のメタルフェス、ヴァッケン・オープン・エアを筆頭に、サマー・ブリーズ、ウィズ・フル・フォース・オープン・エア・フェスティバルといったドイツのメタルフェスにも軒並み出演を果たしているという実力派だ。 現在のメンバー4人のうち、結成時からのメンバーはフロントマンでギターも担当しているダニエルただひとり。他の3人はバンドが劇的な成長を遂げた前作『NOVA』(2013年)からの在籍となる(ちなみに『NOVA』のプロデューサーはOne Ok Rock、Dir en greyといった日本のバンドの作品も手掛けたTue Madsen)。 今作のプロデューサーは、フロントマンのダニエルとギタリストのマイケル、共同プロデューサーとして、エレクトロ・メタルコア/ポスト・ハードコアバンドのAnnisokayのギタリストChristoph Wieczorekが制作に加わっている。 今作は、1曲目の「ディス・イズ・ホワット・ウィ・ダイ・フォー」からズッシリとした重量感とシンガロング・パートがバランス良く配置された楽曲が続いていく。同郷ミュンヘンのEmil BullsのChristoph von Freydorfが参加している「アーミー・オブ・ザ・ドーン」も叙情と激情が交錯する佳曲、他にもうねりの効いたギター・リフがぐいぐいと引っ張っていく「ニュー・スレイヴス」などなど、豪快さと繊細さを伴ったドイツのバンドらしい熱量と手応えのある仕上がりである。今作はファンからの熱いリアクションもあり、ドイツのメタル/ロックチャートでは、KREATOR、Dropkick Murphys、You Me At Six、Annisokayなどに続いて11位を記録した。 これまでバンドは本国を軸にしたヨーロッパ圏でのツアー活動を展開してきた。アジア地域の活動は中国最大のロック音楽フェスティバルMIDI Festivalに出演したのみで、来日未経験だ。しかし、“過去最高傑作”と自ら断言する今作をきっかけに日本を含むアジア地域での活動も視野に入れたいという強い希望を持っている。それ故に今回の日本デビューは、その野望を実現するまたとない機会なのである。 独創的な世界観をもつHeaven Shall Burn、CALIBANらに続くジャーマン・メタルコア・シーンの新星となるポテンシャルを秘めたテンサイド。こんな逸材がドイツにいたのかという驚きと共に、今後日本でも注目が集まることは間違いだろう。「たしかにテンサイドの方向性はメタルコアに近いかもしれないけど、一般的なメタルコア・バンドとおもわれたくない。これまで吸収してきたスラッシュ・メタルやオールドスクールなメタルの要素を積極的に取り入れているからね。処々にいるような個性のないメタルコア・バンドと俺たちは違う!」と、フロントマンのダニエルが、力強く何度も口にする言葉だ。 鉄を溶かし、岩を砕く屈強なる信念を持つテンサイド、メタルコア・シーンの地殻変動を起こす可能性を秘めたバンドの登場だ。 【メンバー】 ダニエル・クーレマン(ヴォーカル/ギター) マイケル・クリンゲンベルク(ギター) マックス・ヴァイスハウプト(ベース) フロリアン・シュミット(ドラムス)