商品説明 DETAIL 2016年5月7日、シカゴの『ハウス・オブ・ブルース』で行われたスペシャル・ライヴ。2ヶ月前に売り出されたチケットは瞬時にソールドアウトとなり、会場には1,300人の観衆が集まった。ジャック・ブレイズ(ベース、ヴォーカル)、ブラッド・ギルス(ギター)、ケリー・ケイギー(ドラムス)という不動の3人に加えて、地元シカゴ出身のエリック・リーヴィー(キーボード)、そしてヴィンス・ニール〜ラット〜ウォレント〜L.A.ガンズなどで活動してきたケリ・ケリー(ギター)というラインアップで、新旧グレイテスト・ヒッツが披露される。 1980年代の日本公演でオープニングを飾ったこともある「タッチ・オブ・マッドネス」からスタート、「ドント・テル・ミー・ユー・ラヴ・ミー」「ロック・イン・アメリカ」「シスター・クリスチャン」「ホエン・ユー・クローズ・ユア・アイズ」「センチメンタル・ストリート」「グッドバイ」など、名曲の数々が惜しげもなく繰り出される。「グローイング・アップ・イン・カリフォルニア」「ハイ・ロード」など近年のナンバー、そしてアルバムに先んじてプレミア演奏される新曲「「ナイト・アンド・デイ」も観衆から熱く迎えられ、彼らが現在もクリエイティヴな運動体であることを証明している。 バンドの演奏も絶好調だ。ブラッド・ギルスのトリッキーなアーム・プレイを交えたギター・ソロはさらに磨きがかかり、その個性とテクニックはナイト・レンジャー・サウンドに欠くことの出来ないものとなっている。 幾多のアメリカン・ハード・ロック/メタル・バンドで活動、ナイト・レンジャー加入直後の2014年の来日公演にも同行したケリ・ケリーも前任者たちのスタイルを踏襲しながら縦横無尽に弾きまくり、「ロック・イン・アメリカ」では8フィンガー奏法も見せている。そんなリード・プレイの数々はきっちり手元がアップで映し出されており、彼らのソロの真髄を検証することが可能だ。 ジャック・ブレイズのヴォーカルも見事なハリで魅了する。このライヴの2週間前に亡くなったプリンスの思い出を語るステージMCもあり、 まさに2016年のナイト・レンジャーを切り取った映像作品となっている。 21世紀に入ってコンスタントに来日公演を行い、最強のライヴ・パフォーマーとして知られる彼らだが、フル・ロック・ライヴ映像作はなかった。本作は観客との密接な距離のクラブ・ギグの全貌をとらえた決定盤だ。 2017年には新作アルバム、ワールド・ツアーも予定されるなど、さらなる高みを目指していくナイト・レンジャー。その新たなる船出のスタートとなるのが『ナイト・レンジャー 35周年記念 ライヴ・イン・シカゴ2016』だ。 【メンバー】 ジャック・ブレイズ(ベース/ヴォーカル) ケリー・ケイギー(ドラムス) ブラッド・ギルス(ギター) ケリ・ケリー(ギター) エリック・リーヴィー(キーボード)