商品説明 DETAIL 90年代に“スウェディッシュ・メロディック・デスメタル”を世に知らしめ、日本でも絶大な支持を得ているイン・フレイムス。2000年代には全米進出を果たすと共にメタルコア・シーンに多大なる影響を与え、現在もオルタナティヴ・メタルに音楽スタイルをシフトさせながらメタルシーンで確固たる存在感を示している。2014年発表の前作『サイレン・チャームズ』は過去最高となる全米チャート26位を記録、多くのメタルファンを唸らせた彼らが『バトルズ』と名付けられた待望の新作を発表する。 「今作はアンダースのヴォーカルが前面に出ていて、力強いコーラスに溢れている。全てがメロディックな仕上がりで、とても誇りにおもっているんだ。一刻も早くライヴでプレイしたいって興奮しているよ(笑)」とビョーンが語るように、アンダースの表現力豊かな唯一無二のヴォーカル、重厚なツインギターのハーモニー、メロディとタイトなリズム隊は不変ながらも、今作でバンドは更なる歩みを進めている。 まず注目すべき点は今作のプロデューサーがハワード・ベンソンだということだ。これまでにマイ・ケミカル・ロマンス、フーバスタンク、ドートリーなどの強いメロディとフックを持つ優れた作品を数多く手がけた名匠である。意外な人選ではあるが、「俺たちはいろんなプロデューサーと話をしてきたけど、ハワードだけが俺たちに無理に変化を促すのではなく、シンプルに最高のイン・フレイムス作品を作ろうという気持ちを持っていたんだ」とビヨーンが語っている。 前作では、デヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ、U2などが使用したドイツのハンザ・スタジオでレコーディングしファンを驚かせたが、今作では米国ロサンゼルスを選んだ。ロスにある家屋に設けられたスタジオで曲作りを行い、夜になるとビール片手にバーベキューを楽しむなどリラックスしたムードで制作されたという。これまでにないロサンゼルスという街が持つ自由な雰囲気と空気が作品に少なからず影響していることはメンバーも名言している。 9月23日に久々となるライヴ作品『イン・フレイムス ライヴ・イン・スウェーデン〜サウンズ・フロム・ザ・ハート・オブ・ヨーテボリ』を発表、そして今作『バトルズ』がリリースされる11月には“KNOTFEST JAPAN 2016”出演のため久々の来日を果たす(KNOTFEST JAPAN 2014に続いて2回連続出演)。その後2017年1月にはアヴェンジド・セヴンフォールド、ディスターブドと共にヨーロッパを遠征、さらに全米ツアーも予定されている。この作品を機にさらなる飛躍を遂げることは間違いなさそうだ。 「今作にはハワード・ベンソンという視点を通した新しいスタイルの楽曲がある。でも最終的に大事なことは、その曲が良いか悪いかってことだ。もしそれを自分たちが誇りに思えるのならば、それがイン・フレイムスの曲としてふさわしいってことさ」。現在のバンドの姿勢を物語るビョーンの発言である。 【メンバー】 アンダース・フリーデン(ヴォーカル) ビョーン・イエロッテ(ギター) ピーター・イワース(ベース) ニクラス・エンゲリン(ギター) ジョー・リカード(ドラムス)