商品説明 DETAIL 2015年に10年ぶりの日本公演となる“LOUD PARK 15”に参加し、日本のメタル・ファンの心を熱くしたハンマーフォール。1993年にスウェーデンのメロディック・デス・メタル・バンドのセレモニアル・オースやクリスタル・エイジで活動していたオスカー・ドロニャックと、元セレモニアル・オースのメンバーで、イン・フレイムスのイェスパー・ストロムブラード(ds)によってサイド・プロジェクトとしてスタートしたこのバンドは、その後、元ハイランダーのヨアキム・カンス(vo)を迎えて(イェスパーはイン・フレイムスに専念するために脱退)、アルバム『グローリー・トゥ・ザ・ブレイヴ』(1997年)でデビューを果たす。 このアルバムで新世代のピュア・メタル・バンドとして注目を集めることになったハンマーフォールは、3rdアルバムの『レネゲード』(2000年)が本国スウェーデンのナショナル・チャートNo.1に輝くと、その後も9作目の『レヴォリューション』まで、すべての作品がチャートの4位以内(そのうち1位が2枚、2位が2枚)にランク・イン。まさに国民的人気バンドと呼べる彼らだが、今回リリースされた約2年ぶりの新作『ビルト・トゥ・ラスト』も大ヒットが約束されたような仕上がりとなっている。 前作リリース後、『レネゲード』からバンドのリズムを支えていたアンダース・ヨハンソン(ds:元シルヴァー・マウンテン〜イングヴェイ・マルムスティーンズ・ライジングフォース)が脱退したため、今作はデヴィッド・ウォリン(ds)を迎えた新体制での初のアルバムとなるが、そのデヴィッドのキレのあるドラムが威力を発揮したようなパワーが漲った楽曲が並んでいる。スピード・メタル・チューンから重厚なミドル・テンポの曲、さらにメロウなナンバーまで、エッジの効いたギターを中心にした楽曲は実にドラマティックで、ヨアキム・カンスの圧倒的な歌唱力によって歌われるメロディも素晴らしい。ライヴで一緒に歌いたくなるような曲が多いのも、ヨーロッパのメタル・フェスの常連バンドならではと言えるが、ハンマーフォールの魅力を満載したこの『ビルト・トゥ・ラスト』は、これまで以上に多くのメタル・ファンを夢中にすることは間違い無いだろう。 【メンバー】 ヨアキム・カンス(ヴォーカル) オスカー・ドロニャック(ギター) ポンタス・ノルグレン(ギター) フレドリック・ラーソン(ベース) デヴィッド・ウォリン(ドラムス)