商品説明 DETAIL 1985年にハロウィンのヴォーカル兼ギタリストとしてミニ・アルバム『ハロウィン』でデビューを果たしたカイ・ハンセン。専任シンガーのマイケル・キスクを迎えてリリースした2ndアルバムの『守護神伝 - 第一章 -』(1987年)と3rdアルバムの『守護神伝 - 第二章 -』(1988年)がヨーロッパや日本で高く評価され、一躍人気バンドへと躍り出た彼らだが、これらの作品で、「アイム・アライヴ」や「フューチャー・ワールド」、「アイ・ウォント・アウト」といった名曲を残したカイも一目置かれた存在となる。 そうした中、1989年にハロウィンを脱退したカイは、新たに元タイラン・ペースのラルフ・シーパース(vo)らと新バンド、ガンマ・レイを結成する。デビュー・アルバム『ヘディング・フォー・トゥモロウ』(1990年)で、ハロウィン的なメロディック・スピード・メタルにクイーンからの影響を取り入れるなど、独自のスタイルを提示すると、ラルフが脱退し、カイがヴォーカルも兼任するスタイルになった4thアルバムの『ランド・オブ・ザ・フリー』(1995年)、続く5thの『サムホエア・アウト・イン・スペース』(1997年)ではよりドラマティックになったスタイルを展開。カイはコンポーザー、ギタリストとしての圧倒的な才能を披露し、その人気を決定的なものとする。 その後、バンドは正統派のヘヴィ・メタル色を強めた力作を次々とリリースする一方で、カイは1997年にハロウィンの前身バンドのアイアン・フィストのメンバーだったピート・シールク率いるアイアン・セイヴァーへの参加(2001年に脱退)。さらに2011年にはマイケル・キスクが立ち上げたユニソニックへ加入するなど、30年に亘ってジャーマン・メタル・シーンで活躍し続けている。 そんなカイが今回、初となるソロ・アルバム『XXX』を完成させた。ヘヴン・シャル・バーンのギタリストのアレックス・ディーツがベース、ガンマ・レイのアルバムで共同プロデュースやエンジニアを務めていたアイケ・フリーズがギター、カーカスのダニエル・ウィルディングがドラムで参加したこのアルバムは、ガンマ・レイよりはストレートなヘヴィ・メタルが特徴になっており、王道を追求しつつ、アグレッシヴに攻めたような楽曲が並ぶ。30年のキャリアを誇るカイならではのメタル魂に溢れた作品がここに完成した。 【メンバー】 カイ・ハンセン(ヴォーカル) アレックス・ディーツ(ベース) アイケ・フリーズ(ギター) ダニエル・ワイルディング(ドラムス) 《ゲスト・ミュージシャン》 ラルフ・シーパース [プライマル・フィア] ピート・シールク [アイアン・セイヴィアー] ディー・スナイダー [トゥイステッド・シスター] スティーヴ・McT トビアス・サメット [アヴァンタジア/エドガイ] マイケル・キスク [ユニソニック] フランク・ベック [ガンマ・レイ] ローランド・グラポウ [マスタープラン] クレモンティーヌ・ドロネー [ヴィジョンズ・オブ・アトランティス] マーカス・ビショフ [ヘヴン・シャル・バーン] リチャード・スンネソン [ジ・アンガイデッド] マイケル・ヴァイカート [ハロウィン] ハンズィ・キアシュ [ブラインド・ガーディアン] ティム・ハンセン