ドイツの自称ゴートコア・バンド、ミルキング・ザ・ゴートマシン。出身はGöteborg(ヨーテボリ)、ではなくGoatEborg、メンバーはゴートフリード・アッダー(G,B)、ゴートリーブ・アッダー(Vo,Dr)兄弟(という設定)の2人。結成は08年にまでさかのぼり、デビュー作の『Back from the Goats… A GoatEborg Fairy Tale』(09年)から22年の『Nach uns die Grindflut』まで、数年おきという、なかなかのハイペースでアルバムをリリースしている。
23年8月にはアルバム『Neue Platte』をリリース。ドイツ語で「新しいレコード」、そして同時に「新しいハゲ」を意味するという、おふざけの極地のようなタイトルだが、デス・メタル、グラインドコア、クラスト、さらにスラッシュ・メタルをも取り込んだ、ひたすらブルータルでグルーヴィなスタイル。