デス・メタルの聖地スウェーデンが輩出した名バンドの一つ、ヒポクリシー。今や名プロデューサー/エンジニアとして名を馳せるアビス・スタジオのオーナー、ピーター・テクレンのソロ・プロジェクトとしてスタートし、92年には『Penetralia』でアルバム・デビューを果たす。当初はコテコテのスウェディッシュ・デス・メタルをプレイしていたヒポクリシーだが、アルバムを重ねるごとに、メロディックな方向性へと移行。クオリティの高いアルバムを発表し続け、スウェーデンを代表するデス・メタル・バンドの一つになっていった。数えきれないほどのプロデューサー/エンジニア業、さらにはインダストリアル・メタル・バンドのペイン等での活動で多忙を極めるピーターだが、2013年の『End of Disclosure』以来、実に8年ぶりとなる2021年11月にニュー・アルバム『ワーシップ』をリリース。