Go Ahead And Dieは、あのマックス・カヴァレラ(Sepultura, Soulfly等)とその息子、イゴール・アマデウス・カヴァレラが、20年に結成したバンド。21年にリリースされたデビュー・アルバム『Go Ahead And Die』は、「初期Celtic Frostやパンクから大きな影響を受けた、デス・メタルとスラッシュ・メタルのミックス」というバンドの理念通りの作品となり、世界中のオールドスクール・メタル・ファンに大好評を博した。
2023年10月には、2年ぶりとなるアルバム『Unhealthy Mechanisms』をリリース。『Unhealプリミティヴなリフにトム・G・ウォリアーばりの強烈な咆哮と、あいも変わらずオールドスクール・スピリット全開。洗練やテクニカルさとは無縁のGo Ahead And Dieワールドが繰り広げられている。Sepulturaの最初期作品をリレコーディングしたCavalera名義の作品も発表したばかりのマックスだが、やはり彼のルーツはこういうプリミティヴなオールドスクール・スタイルにあるのだろう。ミックス、マスタリングは前作に引き続きマックスが全幅の信頼を寄せる巨匠アーサー・リズク。