ウェクシルムはイタリアのパワー・フォーク・メタル・バンド。04年にシャドウ・ウェクシルムとして結成され、07年にウェクシルムに改名。11年に『The Wandering Notes』でアルバム・デビューを果たす。ウェクシルムとは、古代ローマ軍の軍旗であり、そのイメージ通りの勇壮すぎるメロディは、パワー・メタル・ファンのハートを鷲掴みにした。またこの作品にはあのファビオ・リオーネ(元ラプソディ・オブ・ファイア、元アングラ等)が参加したことでも話題となった。続く12年にはセカンド・アルバム『The Bivouac』をリリース。また、15年のサード・アルバム『Unum』は、ブラインド・ガーディアンのハンズィ・キアシュや、フリーダム・コールのクリス・ベイなど、ゴージャスなゲスト・ヴォーカリストを多数迎えた非常にゴージャスなコンセプト・アルバム、メタル・オペラとなり、ウェクシルムの名はさらに世界へと轟いていった。