2012年に結成されたこの4人組は、2014年にデビューEP『Reflections』、2016年に2枚目のEP『From the Bottom』を発表し、プロテスト・ザ・ヒーローやア・スカイリット・ドライブなど、様々なバンドとのライヴを重ねることによって、ファンを増やしてきた。
「2017年、シンク・ザ・シップは、再編成し、俺達が望んでいた姿のバンドになるために、休暇を取ったんだ。その間に、シャープトーン・レコーズから連絡をもらって、俺達は彼らに新曲を送り始めた。このレーベルとパートナーシップを持てて、活動を再開できて、俺達はすごく興奮してる」と、ヴォーカルのコルトン・ウレリーは言う。
そして2018年、メタルコア、ポップ・パンク、ポスト・ハードコアを絶妙にミックスした強力なデビュー盤が完成、『パーシヴィア』をリリース。メロディアスでありつつも、強烈にヘヴィなメタルコア曲が並ぶが、アコースティック曲が示すように、シンク・ザ・シップの楽曲の中枢にあるのは、非常に優れたメロディである。地を揺るがすようなヘヴィなシャウトと天を貫くようなクリーン・ヴォーカルが交錯する、スピード感とキャッチー度満点の鮮烈なサウンドを世界に広めることになりそうだ。