ジ・アンサーは英国・北アイルランド出身のブルーズ・ハード・ロック・バンド。2000年のバンド結成以来、コーマック・ニーソン(ヴォーカル)、ポール・マホーン(ギター)、ミッキー・ウォーターズ(ベース)、ジェイムズ・ヒートレー(ドラムス)という不変のラインナップで活動を続けている。彼らは2006年に「RISE」でアルバム・デビュー、これが英国や欧州大陸、そして日本で高く評価され、デビュー・アルバムとしては異例とも言える10万枚というヒット作となった。彼らの音楽はロック・シーンの名だたる大物達をも魅了、DEEP PURPLE、AEROSMITH、WHITESNAKE、そしてAC/DCらの前座を務める機会も手にすることになった。特に2008年と2009年に行なわれたAC/DCとの長期ツアーは彼らの音楽を多くの聴衆に届けるに当たって非常に大きな効果をもたらした。
また、元LED ZEPPELINのジミー・ペイジは自らがジ・アンサーの大ファンであることを公言、彼らのショウに何度も足を運んでいる。また、2007年12月には元FREE〜BAD COMPANY他のポール・ロジャースが彼らのステージに飛び入り、大御所と共にFREEの“I’m A Mover”と“The Hunter”を演奏するという栄誉にも浴した。その時のショウの模様はCD「LIVE AT PLANET ROCK XMAS PARTY」として1,500枚限定で2008年10月にリリースされた。
デビュー作「RISE」で幸先の良いスタートを切った彼らは、その後もコンスタントにアルバム発表とツアー活動を続行、「EVERYDAY DEMONS」(2009年)、「REVIVAL」(2011年)、「NEW HORIZON」(2013年)、「RAISE A LITTLE HELL」(2015年)といった作品を発表、2011年には前述のAC/DCとのツアーの際に撮影されたドキュメンタリー/ライヴDVD『412 DAYS OF ROCK’N’ROLL』をリリース。2016年には、通算6枚目のスタジオ・アルバム『ソーラス』をリリースしている。