ユーライア・ヒープ、ディープ・パープルや、70年代のヴァーティゴ・レーベル系などを彷彿とさせるプログレッシヴ・ハード・ロック・サウンドを身上とするバンド、ブラック・ボンゾ。パトリック・ランダーソン(ベース)、マイク・イスラエル(ドラムス&パーカッション)、マグナス・リングレン(ヴォーカル)、ヨアヒム・カールソン(ギター)、ニクラス・オールント(オルガン、ピアノ、メロトロン&シンセサイザー)の5人組。8人組サイケデリック・ロックンロール・バンド、ジプシー・サンズ・オブ・マジックのメンバーを中心に結成され、2003年頃よりライヴ活動を開始。2004年に初のアルバムである『幻想の迷宮』を本国スウェーデンでリリース、2005年6月には『幻想の迷宮〜ブラック・ボンゾ登場!』と題して日本デビューを飾っている。
2007年には2作目となるアルバム『終末と再臨の預言~ブラック・ボンゾII』をリリース、2009年には2年ぶり通算3作目となるアルバム『ブラック・ボンゾ作品第三番 ザ・ギロチン〜ドラマ仕立て〜』をリリースしている。
ハモンド・オルガン、ムーグ、メロトロンなど、ヴィンテージな機材をふんだんに使い、起伏に富んだ構成力あふれる楽曲も大きな個性となっている。60〜70年代の渋いブリティッシュ・ハード・ロック/プログレッシヴ・ロックから強い影響を受けたヴィンテージなサウンドはそのままに、より濃度を増した音楽性が堪能できる。