イギリス初のスラッシュ・メタル・バンドの一つ、Onslaught。結成は82年にまでさかのぼり、極初期はハードコアをプレイしていた。何本かのデモを制作していくうちに、その音楽性はだんだんとメタルへとシフト。85年のデビュー・アルバム『Power from Hell』は、クロスオーバー的名盤として今も語りつがれる作品だ。翌86年のセカンド・アルバム『The Force』では、完全にスラッシュ・メタルへとシフト。89年のサード・アルバム『In Search of Sanity』は、Grim Reaperの故スティーヴ・グリメットを迎えて制作された。91年に一旦解散をするも、04年に復活。07年の『Killing Peace』を皮切りに、コンスタントにアルバムをリリースし続けている。