ドイツのEnd of Greenは、非常にカテゴライズが難しいバンドだ。92年にドゥーム・メタル・バンドとして結成され、96年には大手ニュークリア・ブラストからデビュー・アルバム『Infinity』をリリース。作品を重ねるごとに、ゴシックの要素やオルタナティヴ・ロック/メタルなどの要素も積極的に取り入れ、独自の世界を築いていく。彼ら自身が「ディプレスト・サブコア」というそのスタイルは、ドゥーム/ゴシック界の重鎮Paradise Lostをはじめ、何とあのイギー・ポップまでが大絶賛。End of Greenはヨーロッパを中心に、たくさんのファンを獲得していった。