イタリアのプログレッシヴ・パワー・メタル・バンド、Athena XIX。その結成は91年にまでさかのぼる。当時のバンド名はAthena。ヴォーカリストの座を務めたのは、のちにRhapsody of FireやLabyrinth等で大活躍することになるファビオ・リオーネである。93年にデモを一本発表した後、ファビオは脱退してしまうが、95年に『Inside, the Moon』でアルバム・デビューを果たす。98年には再びファビオをヴォーカリストに迎え、セカンド・アルバム『A New Religion?』をリリース。本作は最強のイタリアン・パワー・メタルの一枚として、世界中のファンから大歓迎された名盤である。だが、その後ファビオはまたまた脱退。バンドは01年にサード・アルバム『Twilight of Days』を発表するも、翌02年に解散。Athenaはイタリアン・パワー・メタルの伝説となってしまった。 だが、そんな彼らは19年に復活。