商品説明 DETAIL 1984年、イングヴェイ・マルムスティーン・バンドの『ライジング・フォース』で鮮烈なデビュー。日本公演にも同行したジェフは、そのパワフルで伸びやかなハイトーン・ヴォイスで一躍その名を轟かせた。その後、彼はタリスマンやクライスト・ザ・コンカラー、トランス・シベリアン・オーケストラなどに加入、2006年にはジャーニーにも参加するなど、幅広い活動で支持を得てきた。映画『ロック・スター』でヴォーカル・トラックを手がけ、クイーン公認トリビュート・バンド、クイーン・エクストラヴァガンザのツアーにも参加するなど、セッション・ワークスでもその歌声を披露している。 ハードなシャウトからソウルフルでファンキーな歌唱までをこなす多彩なヴォーカルによって、メロディアスなAORバラードからグルーヴ・メタルまでを歌いこなしてきたジェフだが、2015年にリーダー・バンド、SOTOを結成。アルバム『イントゥ・ザ・ヴァーティゴ』を引っ提げてシーンを急襲した。 それから14ヶ月という短いスパンで発表となるセカンド・アルバム『ディヴォック』は、前作以上にバンドとしてのSOTOをアピールする作品だ。ホルヘ・サラン(ギター)、BJ(キーボード/ギター)、デヴィッドZ(ベース)、エドゥ・コミナート(ドラムス)という、前作と同様の、盤石のラインアップでレコーディング。あえてゲスト・ミュージシャンなどを加えないことで、バンド・サウンドがひとつの塊となって迫ってくる。ヘヴィで攻撃的なアプローチは前作同様だが、そのソングライティングには磨きがかかっている。リーダー・トラック「フリークショウ」ではハードな演奏にプログラミングを交え、ドライヴ感あふれる「サイバー・マスカレード」では各メンバーのテクニカルなプレイも披露するなど、よりSOTOとしての一体感をアピールするものだ。 そして、本作の“主役”はジェフのヴォーカルだ。ヘヴィな曲の中にも、常にメロディが溢れ出す。アルバム全編、息を呑むヴォーカル・パフォーマンスで圧倒させるが、ソウル・バラード「イン・マイ・ダイイング・アワー」でのエモーショナルな熱唱は本作のハイライトのひとつだろう。 2016年、ジェフはトランス・シベリアン・オーケストラとしてのツアー、アコースティック・ソロ・ツアー、ガスGのライヴ・バンドへの参加、そしてタリスマンのスペシャル再結成ライヴなど、多彩な活動で世界のステージに立つことが決まっているが、自らの理想を追求するSOTOでのライヴも本格化。欧米ツアーに加えて、ワイナリー・ドッグスのサポート・バンドとしての南米ツアーも決定している。 数々の名バンドを支えてきた稀代のシンガーが、自ら主役に躍り出るときが来た。『ディヴォック』はジェフ・スコット・ソートをハード・ロック界の最前線へといざなう突破口となるだろう。日本盤には「ウィ・アー」「クラッキング・ザ・ストーン」「マイ・ライフ」という3曲のボーナス・トラックを収録。 【メンバー】 ジェフ・スコット・ソート(ヴォーカル) ホルヘ・サラン(ギター) BJ(キーボード/ギター) デヴィッドZ(ベース) エドゥ・コミナート(ドラムス)