商品説明 DETAIL オーストラリアン・ゴシック/ドゥーム・メタル・シーンを代表する存在として知られるThe Eternal。その歴史は90年代末まで遡る。Cryptal Darknessのメンバーだったマーク・ケルソン(Vo/G)を中心に結成された彼らは、04年のデビュー・アルバム『The Sombre Light Of Isolation』以来、ゴシック・メタル、ドゥーム・メタル、プログレッシヴ・ロックを独自の感性で融合させたサウンドを追求してきた。KatatoniaやAnathema、Paradise Lostといったヨーロッパ勢との共鳴を感じさせながらも、どこか広大なオーストラリアの風景を思わせる叙情性と陰影に富んだ世界観は、彼らならではの魅力と言えるだろう。『Sleep Of Reason』(05年)、『Kartika』(08年)、『Under A New Sun』(11年)などの作品を通じて着実に評価を高めてきた彼らは、長いキャリアの中で幾度ものメンバー・チェンジや活動休止を経験しながらも、その芸術性を決して失うことはなかった。近年のThe Eternalは、むしろ新たな黄金期を迎えていると言っていい。24年に発表された7作目『Skinwalker』は、重厚なドゥーム・サウンドと洗練されたメロディを高次元で融合させた傑作として高い評価を獲得。26年初頭には、その世界観をさらに発展させたEP『Celestial』をリリースし、バンドの創造力が依然として衰えていないことを証明してみせた。そんな中、届けられる8作目のスタジオ・アルバムが、本作『Obscured Horizons』である。 現在のThe Eternalは、オーストラリアとフィンランドを結ぶ国際的なバンドとして活動している。中心人物であるマーク・ケルソンとギタリストのリッチー・ポアテはメルボルンを拠点とし、一方リズム隊には元Amorphis/Flat Earthのニクラス・エテラヴオリ(B)と、Amorphisの創設メンバーでもあるヤン・レックベルガー(Dr)が参加。『Obscured Horizons』は、その国際的な編成がもたらす経験値と成熟が見事に結実した作品と言えるだろう。彼ららしい陰鬱で重厚なドゥーム・メタルの質感は健在だが、本作ではそこにより広がりのあるサウンドスケープが加わる。深い悲しみと静かな希望が同居するメロディ、プログレッシヴ・ロック由来の繊細な構築美、そしてゴシック・メタル特有の幻想的な空気感。それらが有機的に結びつくことで、アルバム全体がひとつの壮大な物語のように展開していく。重厚でありながら閉塞感に陥ることはなく、むしろ果てしなく広がる地平線を思わせるスケール感を獲得している点が印象的だ。 結成から四半世紀以上を経た現在も、The Eternalは進化を続けている。『Obscured Horizons』は彼らのキャリアを総括する作品であると同時に、新たな可能性を示す一枚でもある。ゴシック・メタル、ドゥーム・メタル、プログレッシヴ・ロックのファンはもちろん、深い情感と芸術性を備えたヘヴィ・ミュージックを求めるすべてのリスナーは必聴の作品! 【メンバー】 マーク・ケルソン (ギター/ヴォーカル) リッチー・ポアテ (ギター) ニクラス・エテラヴオリ (ベース) ヤン・レックベルガー (ドラムス/パーカッション)