商品説明 DETAIL イギリスのスラッシュ・メタル・バンド、ゼントリックス。結成は84年にまでさかのぼる。もともとはSweet Vengeanceというバンド名であったが、88年に現在のゼントリックスに改名。89年に『Shattered Existence』でアルバム・デビューを果たすが、彼らの名前を一躍有名にしたのは、やはり翌90年にリリースした『Ghost Busters』のシングルだろう。84年の大ヒット映画『ゴーストバスターズ』のテーマ曲のカヴァーは、メタル・ファンに大きなインパクトを与えた。その後『For Whose Advantage?』(90年)、『Kin』(92年)、『Scourge』(96年)と3枚のアルバムをリリース後、バンドは97年に解散。05-06年に一時再結成を果たした後、13年頃から本格的に再始動。19年には完全復活作『Bury the Pain』をリリースした。 この度、そんなゼントリックスがニュー・アルバム『セヴン・ワーズ』をリリースする。「スラッシュ・メタルという過去から離れることなく大きな前進を果たした作品だ」というギタリストのクリスチャン・ハヴァードによるコメントが、本作の仕上がりを見事に描写している。80年代、何故かイギリスにおけるスラッシュ・メタル・ムーヴメントは、ドイツなどに比して盛り上がるのが遅かった感がある。80年代の終わり、つまり『Master of Puppets』の大ヒット後になって初めて、多くのバンドがアルバムをリリースするようになったのだ。そのせいか、イギリスのスラッシュ・メタル・バンドの多くは、ベイエリアのサウンドから大きな影響を受けていた。ゼントリックスもその中の一つであり、そのスピリットは現在も変わりがない。高い演奏力と曲の構成力、そしてある程度メロディを担保したヴォーカル。これを聴いていると、80年代終わりにタイムスリップしたような気分になれる。当時のゼントリックス・ファンはもちろん、ベイエリア・スラッシュのファンも大満足間違いなしの傑作! ミックス/マスタリングを手がけたのはアンディ・スニープ! 【メンバー】 ジェイ・ウォルシュ(ヴォーカル/ギター) クリスチャン・ハヴァード(ギター) クリス・シャイアーズ(ベース) デニス・ガッサー(ドラムス)