商品説明 DETAIL 2012年11月1日、バイク事故で不慮の死を遂げたスーサイド・サイレンスのヴォーカル、ミッチ・ラッカーの人生を讃え、そして残された愛娘/家族をサポートするために同年12月21日、カリフォルニア州ポモナのフォックス・シアターで、たった1夜限りのスペシャル・ライヴが行われた。 スーサイド・サイレンスのメンバーが往年の楽曲をプレイ、ミッチと交友のあったヴォーカリスト達が歌うという形式で行われるこのライヴ。『Suicide Silence』(2005/EP)、『クレンジング』(2007)、『ノー・タイム・トゥ・ブリード』(2009)、『ブラック・クラウン』(2011)からのベスト・トラックスを激唱する豪華なラインアップは、ミッチの人柄と、そのシーンにおける影響力を窺わせる。 ジョニー・デイヴィ(ジョブ・フォー・ア・カウボーイ)、フィル・ボーズマン(ホワイトチャペル)、チャド・グレイ(マッドヴェイン/へルイェー)、ダニー・ワースノップ(アスキング・アレクサンドリア)、ティム・ランベシス(アズ・アイ・レイ・ダイイング)ら、現代ヘヴィ・ロック/メタルコアの第一線級ヴォーカリスト達が次々と登場するのに加え、後にスーサイド・サイレンスの新ヴォーカリストとして迎えられるエディ・ヘルミダ(当時はオール・シャル・ペリッシュに所属)もステージに上がっている。 さらに現代ヘヴィ・ロックの大御所であるロブ・フリン(マシーン・ヘッド)がブラック・サバスのカヴァー「ダイ・ヤング」を歌い、マックス・カヴァレラ(ソウルフライ)がセパルトゥラ時代の名曲「ルーツ・ブラディ・ルーツ」を捧げている。 ハイライトは公演のラストを飾る、ランディ・ブライズ(ラム・オブ・ゴッド)による「ユー・オンリー・ライヴ・ワンス」だろう。ミッチの強烈なメッセージで多くのリスナーの共感を得たバンドの代表曲を、オーディエンスとともに“一度きりの人生だ、ハードに生きろ”と叫ぶ姿はミッチの魂が受け継がれていくことが感じられる名シーンだ。 生前のミッチが遺したヴォーカル・トラックを使ったデフトーンズのカヴァー「エンジNo.9」など泣かせる展開もあるが、決して湿っぽくなってしまうことはなく、激烈なサウンドが全編を貫く。観衆もそれにモッシュとサークル・ピットで応え、ミッチの人生へのセレブレーション(祝福)となった。 2014年、エディ・ヘルミダを加えて『ユー・キャント・ストップ・ミー』で復活を果たすスーサイド・サイレンス。“終わりこそが始まり”と題された本ライヴ作品は、彼らの新章に向けての序曲となる。 【参加アーティスト】 ランディ・ブライズ(ラム・オブ・ゴッド)/マックス・カヴァレラ(ソウルフライ/カヴァレラ・コンスピラシー)/ロブ・フリン(マシーン・ヘッド)/チャド・グレイ(マッドヴェイン/ヘルイェー)/オースティン・カーライル(オブ・マイス&メン)/エディ・ヘルミダ(オール・シャル・ペリッシュ)/ティム・ランベシス(アズ・アイ・レイ・ダイイング)/アンソニー・ノターマソ(アフター・ザ・ベリアル)/バーク・ヴァンロールティ(ウィズ・デッド・ハンズ・ライジング)/キャメロン・“ビッグ・チョコレート”・アーゴン(元バーニング・ザ・マセズ)/ジョニー・プレイグ(ウインズ・オブ・プレイグ)/ダニー・ワースノップ(アスキング・アレクサンドリア)/マイク・テリー(元バリー・ユア・デッド)/フィル・ボーズマン(ホワイトチャペル)/リッキー・フーヴァー(元サフォケイト)/ブルック・リーヴス(インペンディング・ドゥーム)/グレッグ・ウィルバーン(ザ・ディヴァステイデッド)/ジョニー・デイヴィ(ジョブ・フォー・ア・カウボーイ)