商品説明 DETAIL 2002年にカリフォルニア州リヴァーサイドで結成、憤怒に満ちた轟音の塊によって一躍デスコアを代表するアーティストとなったのがスーサイド・サイレンスだ。 2012年11月1日、ヴォーカリストのミッチ・ラッカーがバイク事故で亡くなるという悲劇を乗り越えて、彼らは進んでいくことを決意。元オール・シャル・ペリッシュのエディ・ヘルミダを迎えて復活を遂げている。 前作『スーサイド・サイレンス』(2017)ではKoЯnやスリップノットを手がけたロス・ロビンソンをプロデューサーに迎え、よりメロディアスなアプローチと大胆なクリーン・ヴォーカルの導入が賛否両論を呼んだが、そんな実験を経て、エディ加入後3作目となる本作では本格デスコアへと原点回帰。暴虐サウンドで聴く者をひたすら圧殺する。 オープニングのインストゥルメンタル(1)「メルトダウン」から全身でダイヴしていく本作。アルバム全体を導いていく(2)「トゥー・ステップス」では“俺を殺してみろ!”と絶叫、アルバム発売に先駆けてライヴで披露されている(4)「ラヴ・ミー・トゥ・デス」や(3)「フィール・アライヴ」など、音楽そのものに“生”と“死”のせめぎ合いが繰り広げられる。 (7)「スキン・タイト」もスピードを抑えながら切実さを帯びたナンバーで、何かに捕まりながら聴かないと振り落とされるうねりと重量感を伴うものだ。 「ユー・オンリー・リヴ・ワンス」「ファック・エヴリシング」に代表される、初期の鬼気迫るデスコア復活に最大のインパクトをもたらすべく、現代メタル界の粋を凝らした布陣が集結。プロデュースをスティーヴ・エヴェッツ(エヴリ・タイム・アイ・ダイ、ザ・ディリンジャー・エスケイプ・プラン、セパルトゥラ他)、ミックスをジョシュ・ウィルバー(ラム・オブ・ゴッド、GOJIRA他)、マスタリングをテッド・ジェンセン(パンテラ、スリップノット、デフトーンズ他)が手がける強力作となった。 英国のタトゥー・アーティスト、エイドリアン・バクスターによる“死神”を描いたジャケット・アートも本作のトータル性に則った説得力を伴っている。 エディ加入第1作『ユー・キャント・ストップ・ミー』(2014)が全米アルバム・チャート16位というヒットを記録するなど、デスコアのみならずメタル界の命運を握るバンドのひとつからの啓示。2020年のヘヴィ戦線をさらに熾烈にする、妥協なき一撃が我々を粉砕する。 【メンバー】 エディ・ヘルミダ(ヴォーカル) マーク・ヘイルマン(ギター) クリス・ガーザ(ギター) アレックス・ロペス(ドラムス) ダン・ケニー(ベース)