ジョー・ジャクソン/フール【通常盤CD】
Joe Jackson photo by John Huba copyright earMUSIC

2019年1月18日発売


デビュー40周年・20作目のアニヴァーサリー・アルバムはジョー・ジャクソンの“切り札”。ライヴ・フィーリングに満ちた豊潤な味わいのピアノ&ヴォーカル。
【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】

フール【通常盤CD】

ジョー・ジャクソン フール

商品形態
通常盤CD
品番
GQCS-90670
JANコード
4562387208234
価格
2,750円(税抜 2,500 円)
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商品説明 DETAIL

ポップでダンディ、ジャジーでソウルフル。ジョーのニュー・アルバムは、その40年におよぶ軌跡の集大成だ。

1970年代後半にデビュー、ニューウェイヴ以降の新しいポップを提示する音楽性でブレイク。その人気は本国イギリスのみならずアメリカそして世界にも及び、1982年のアルバム『ナイト・アンド・デイ』とシングル「ステッピン・アウト」は共に全米チャートのトップ5入りを果たした。彼はまたグラミー賞に5回ノミネートされるなど、世界的なトップ・アーティストとして支持されている。

通算20作目となる本作の題材について、ジョーはこう語っている。
「人生にまつわる喜劇と悲劇を描いたアルバム。恐れや怒り、孤独や喪失。それに対する友情、笑い。そして音楽と芸術そのもの」
暗雲が垂れ込める重みを感じさせる「ビッグ・ブラック・クラウド」、初期のパンキッシュなエッジのあるリーダー・トラック「ファビュラスリー・アブソリュート」からバカラック節を独自解釈した「アルケミー」まで、全編ジョーの歌声とピアノが冴えわたる。「1979年には作り得なかったアルバム。当時はまだ人生の経験が足りなかった」と自ら語る通り、軽妙なビートの中にも豊潤な味わいとソウルで魅了する。

特筆すべきなのは、本作の生々しいフィーリングだ。ライヴ・ステージの興奮をそのままアルバムにパッケージするため、ジョーとバンドは2018年夏の北米ツアー最終公演地のアイダホ州ボイジーで、ツアーが終わったその足でスタジオ入り。本作をレコーディングしたという。

1979年のデビュー作『ルック・シャープ!』以来の相棒ベーシストであるグラハム・メイビーを筆頭に、テディ・カンペルのギター、ダグ・ヨウェルのドラムスはエネルギーの交流によって、お互いを高めていく。 デヴィッド・バーンやアンジェリーク・キジョー、ゼイ・マイト・ビー・ジャイアンツなどを手がけてきたパット・ディレットを共同プロデューサーに迎えて、本作はライヴ・バンドのマジックを捉えることに成功している。

ツアー中に書かれてきた膨大な曲の中から選りすぐられた“全8曲、40分”という単位は、ジョーの身体に馴染む“アルバム”の長さだった。「アナログ盤が本当に復活しているのか知らないけど、これこそが自分にとっての“アルバム”なんだ」と彼は語っている。

デビュー40年というアニヴァーサリー・イヤーに記念すべき20thアルバムを発表するジョー・ジャクソン。2019年、彼が勝負を賭ける切り札はタロットの最強カード“愚者=fool”だ。



【メンバー】
ジョー・ジャクソン(ヴォーカル、キーボード、プログラミング)

テディ・カンペル (ギター、ヴォーカル)
グラハム・メイビー(ベース、ヴォーカル)
ダグ・ヨウェル(ドラム、プログラミング、ヴォーカル)


【CD収録曲】
01. ビッグ・ブラック・クラウド
02. ファビュラスリー・アブソリュート
03. デイヴ
04. ストレンジ・ランド
05. フレンド・ベター
06. フール
07. 32キッセス
08. アルケミー