商品説明 DETAIL 【商品説明】 2013年はエディ・ジョブソンがカーヴド・エアに加入し、プロのミュージシャンとして活動を開始してからちょうど40年の節目となった年である。ジョブソンは2007年にUKZとして来日して以来5年連続で日本を訪れており、それぞれに特色を打ち出した素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたが、2013年の来日公演は“デビュー40周年記念 特別公演”と銘打たれ、ジョン・ウェットン、ソーニャ・クリスティーナ(カーヴド・エア)、そしてUKZのメンバーらをフィーチャーし、ジョブソンの40年間のキャリアを時系列で振り返るスペシャルな内容となった。そして追加公演としてU.K.のライヴもあわせて行われているが、こちらは彼らがかつて発表した『憂国の四士』、『デンジャー・マネー』の2作の全曲を曲順どおりに演奏するという、マニア垂涎の一夜となった。 この映像作品はU.K.のアルバム再現ライヴを収録したものである。 U.K.のアルバム完全再現ライヴは40周年コンサートに先駆け、前日の11月8日に行なわれたライヴを中心に収録。今回のメンバーはジョブソン&ウェットンに加え、マルコ・ミネマン(ドラムス)、アレックス・マハーチェク(ギター)という2011年来日時と同じ編成である。2作のアルバムを曲順どおりに演奏するという試みは、今のところこの公演以外では実現していない。2作しかアルバムをリリースしていないこともあってほとんどの楽曲はこれまでのライヴで演奏されているものばかりだが、『憂国の四士』のラストに収められていた「瞑想療法」のみ今回初めて演奏されている。 それぞれ異なる編成/メンバーで制作された2作のアルバムを今回は共通したメンバーで演奏しているが、両作の特異な個性をうまく浮き彫りにしているのは、ジョブソン、ウェットン、マハーチェク、ミネマンという4人のミュージシャンシップの高さによるところが大きいのは言うまでもない。2作のアルバムに収録されているのは、いずれもプログレッシヴ・ロック史上でも究極の名曲ばかりである。それを単になぞるのではなく(もちろんそれだけでも途方もないことなのだが)、その類稀なる力量で現在もなおプログレッシヴ・ロックの最先端で強い説得力を持ちうるだけの表現にアップデートされているのが素晴らしい。 ジョブソン関連ではアルティメット・ゼロ・プロジェクトによる2010年ツアーを収めたライヴCD『アルティメット・ゼロ・ツアー:ライヴ』、そして2011年のU.K.来日公演を収めた映像作品『リユニオン〜ライヴ・イン・トーキョー』といった作品がこれまでリリースされてきたが、いずれもコンサートの記録用に録られたものをマスタリングしてリリースしたものに過ぎず、クオリティの面で若干不満の残る仕上がりだった。しかし今回はマルチ・カメラ/マルチ・トラックで全編を収録、ジョブソンの総監修により音も映像も一からしっかりブラッシュアップした初めての作品となる。40周年というアニヴァーサリーを飾るだけでなく、ジョブソンのここまでのキャリアを総括したフラッグシップ的な作品となっているのは言うまでもない。ジョブソン、そしてU.K.はもちろん、全プログレ・ファン必携の作品がついにヴェールを脱ぐ。 【メンバー】 エディ・ジョブソン(キーボード / エレクトリック・ヴァイオリン) ジョン・ウェットン(ヴォーカル / ベース) アレックス・マハーチェク(ギター) マルコ・ミネマン(ドラムス)