商品説明 DETAIL アル・ディ・メオラは1974年にリターン・トゥ・フォーエヴァーに加入。19歳の天才ギタリストとして注目を集めている。『白夜の大地』(1976)からソロ・キャリアを開始した彼は超絶速弾きリード・プレイ、そしてジャズ/フュージョン、ロック、ワールド・ミュージックなどジャンルを超越した音楽性で絶大な支持を得てきた。1981年にはジョン・マクラフリン、パコ・デ・ルシアとの“スーパー・ギター・トリオ”も実現するなど、世界最高峰のギタリストの一人として評価されてきた。 「人生の新章を彩るアルバム」とアルが宣言する『オーパス』は、自らの作曲家としての側面を掘り下げた作品だ。「“作曲家でありギタリスト”と評価されるだろうね。“ギタリストであり作曲家”というよりも」という本作について、彼は「これほど幸福な状態で音楽を書くのは人生初めて」と語っている。「妻と素晴らしい関係にあって、娘も生まれた。最高の家族から毎日インスピレーションを受けているし、それが音楽に表れている」ミュージック・ビデオが先行公開された「ブロークン・ハート」(『夢幻飛行』<1985>収録曲のリメイク)ではアコースティックのバッキングに乗せて情感あふれるエレクトリックのリード・プレイを披露。 「チェッレート・サンニータ」「レフト・アンセッド」など珠玉のメロディをちりばめたナンバーの数々には、アルのありったけのエモーションが込められている。2歳の愛嬢アヴァに捧げた10分を超える「アヴァズ・ドリーム・シークエンス・ララバイ」は2017年9月の来日公演でもプレイされたが、アルが書いた最も美しい曲のひとつとして長く記憶されるだろう。この曲では心に斬り込む速弾きプレイも聴くことが出来る。 アルのアコースティック&エレクトリック・ギターが本作の“主役”であることはもちろんだが、ジャズ・ピアニストのケムエル・ロイグを3曲でフィーチュア、随所でドラムスとパーカッションも取り入れ、起伏に富んだトータルなサウンドで魅了する。 アルバムのジャケット・アートはイタリアのナポリ近くの小都市チェッレート・サンニータをルーツとするディ・メオラ家の紋章。アル自身はアメリカ生まれだが、その魂の原点をギターで描写した本作のジャケットとして相応しいアートワークである。“OPUS=作品”と、これ以上ないシンプルなタイトルのアルバム。その中には溢れんばかりのエモーションとテクニックが込められている。