商品説明 DETAIL 1982年にハードコア・バンドからスタートした米国のヘヴィ・メタル・バンド、コロージョン・オブ・コンフォーミティ。その後、スラッシュ・メタルとクロスオーバーし、ヘヴィ・ロック~ストーナー・ロックへとサウンドを変化させていった彼らの新作がリリースされる。 コロージョン・オブ・コンフォーミティは、1982年にノースカロライナ州ローリーで結成された。現在のラインナップはウッディー・ウェザーマン(ギター)、マイク・ディーン(ベース/1986年に脱退したが、6年後に再加入)、リード・マリン(ドラムス/2001年に辞めたが9年後に再加入)、1989年に加入したペッパー・キーナン(ギター&ヴォーカル/2006年に離脱、2014年に再加入)。1984年に『Eye for an Eye』をリリース。1985年に『Animosity』、1987年に『Technocracy』を発表すると、ハードコアの衝動性にヘヴィ・メタリックなリフを加えた、後に“クロスオーバー”と呼ばれるジャンルにおいてトップクラスに位置するバンドへと変化を遂げていく。 1989年にペッパー・キーナンが加入し、今度はヘヴィ・ロックなスタイルへと変更。ヘヴィネスを重視した作風のサード・アルバム『Blind』(1991年)が好評を博し、さらにストーナー色を強めた4thアルバム『Deliverance』(1994年)は全米で40万枚以上を売り上げ、一躍人気バンドとなる。続く5thアルバム『Wiseblood』はMETALLICAのジェイムズ・ヘットフィールドがバッキング・ヴォーカルでゲスト参加するなど話題となり、米チャートで104位を記録。フィンランドでは39位、スウェーデンで43位と、欧州での人気も高まっていく。ちなみに、 ペッパーはMETALLICAのカヴァー集『Garage Inc.』に収録されたLynyrd Skynyrd「Tuesday's Gone」でギターを弾き、2番の歌詞を歌っている。1997年には初来日公演を行い、日本のメタル・バンド、OUTRAGEとともに会場を熱狂させた。 『America's Volume Dealer』(2000年)、『In the Arms of God』(2005年)とアルバムを発表するも2006年、元パンテラのフィル・アンセルモを中心としたスーパーグループ、DOWNの活動に専念するためペッパーが脱退。コロージョン・オブ・コンフォーミティは活動停止となる。 2012年にバンドは『Animosity』期のトリオ編成で復活し、8thアルバムとなる『Corrosion of Conformity』を発表。次作『IX』(2014年)ではペッパーが一曲参加した。そして、今回リリースとなる『No Cross No Crown』で完全復帰となったのである。 再結成後3作目、通算10枚目となるアルバム『No Cross No Crown』はバンドの完全復活を宣言するかのような力作だ。ペッパーがバンドに戻ったことにより、名作『Deliverance』期のラインナップで再編されたことになる。1970年代のBLACK SABBATH的ハードロックにハードコアのエッセンスを加えつつ、サザン・ロック風味もブレンドされた重厚なサウンドは、間違いなくコロージョン・オブ・コンフォーミティの音だ。 本作『No Cross No Crown』のリリースに先がけて、2018年12月27日コロラド州デンバー公演を皮切りに、翌年2月27日LA公演まで続く大規模な北米ツアーをBLACK LABEL SOCIETYとのパッケージで敢行する予定だ。今年6月のHELLFESTの出演も決定しており、コロージョン・オブ・コンフォーミティは、この充実作とともに復活の狼煙を上げたと言えるだろう。 【メンバー】 ペッパー・キーナン(ギター/ヴォーカル) ウッディー・ウェザーマン(ギター) マイク・ディーン(ベース) リード・マリン(ドラムス)